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2016年11月27日(日)
(公財)青山財団助成公演 チェコ・フィルハーモニー・ゾリステン&笠原純子
2016年11月27日(日)京都の青山音楽記念館(バロックザール)にて、「チェコ・フィルハーモニー・ゾリステン&笠原純子」。

数日前から前売り完売となった公演は、あいにくの雨にもかかわらず、満席のお客様のお越しを頂きました。

チェコ・フィルの首席奏者らからなる、チェコ・フィルハーモニー・ゾリステンと、今回7度目の共演となるピアニスト笠原純子が、「~ショパン/1830ワルシャワ~」と題し、ショパンのピアノ協奏曲第1番・第2番を中心にプログラムを繰り広げます。まずは、ピアノソロで3曲。

名門チェコ・フィルの重鎮奏者たちの豊かなサウンドは、ピアノ協奏曲の弦楽版においても、その実力を存分に発揮します。

若き天才ショパンにとっても、彼の国ポーランドにとっても激動であった年の作品にこめられた、祖国への告別、若い情熱と希望、報われない恋心、憂愁、民族への共感・・。自国民だけでなく人類全体を力づける音楽が、重厚で繊細な響きで空間を満たしました。

”最高に楽しむことが出来ました。””帰宅しても、まだ興奮で心臓がトクトクしています。””ピアノ五重奏で、こんなすばらしいコンチェルトが聴けるなんて、初めてです。””弦の前奏では、物足りないかなと思ったけれど、ピアニストが現れた後は、みんな俄然すばらしくなりましたね。””本当に、聴きごたえがあった。涙が出ました。思い出すとまた涙が出てきます。””今日の一日は素晴らしい私の思い出の1ページとなりました!誠実さの中にセンスとエネルギー、そしてtechneに溢れた素晴らしい演奏で、至福のひとときでした。マエストロによる「時間と空間の芸術」でした!これからまたマエストロ笠原先生の演奏の余韻を頭の中で鳴らす楽しみに浸ります。”その他沢山のご反響を、お寄せ頂き中です!

<出演>
イルジー・ヴォディチュウカ(Vl) ※チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/第2コンサートマスター
オタ・バルトシュ(Vl) ※チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/第1ヴァイオリン奏者
ヤロスラフ・ポンヂェリーチェク(Vla) ※チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/首席ヴィオラ奏者
フランティシェク・ホスト(Vc) ※チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/チェロ奏者(2013年で首席奏者を勇退)
笠原純子(Pf)

<プログラム>
~オール・ショパン・プログラム~
マズルカ 第1番 嬰ヘ短調 op.6-1 (ピアノ・ソロ)
ノクターン 嬰ハ短調 〈遺作〉 (ピアノ・ソロ)
ワルツ ホ短調 〈遺作〉 (ピアノ・ソロ)
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 op.21 (ピアノ五重奏版)
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11 (ピアノ五重奏版)

アンコール:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11 第2楽章

2016-11-27 | 記事へ |
2016年09月25日(日)
第131回IMAマエストロサロンコンサート“笠原純子ピアノリサイタル“
2016年9月25日(日)笠原純子ピアノリサイタルが開催されました。

オール・ショパンプログラムに、今日も満席のお客様。

心配されたお天気ももって、まるで夏のような熱気の空間となりました。

ポロネーズやマズルカ、ワルツなど、ショパンが愛した舞曲、ノクターン、ソナタを、初期から中期、後期へと見渡す選曲で、ショパンの天才的な世界をめぐります。

最初から最後まで、ピアノの音以外静まり返った静寂と、お客様の息遣いと笑顔に、ショパンの偉大な力に共に触れることができたと感じることが出来ました。

”素晴らしい演奏を聴かせて頂くことが私の喜びであり、元気を頂くみなもとになっております。””すごい迫力のショパンを大感動で聴かせて頂きました。””まるで純子さんにショパンがのりうつった様に魂が揺さぶられました。””もりだくさんの生ショパンを聴かせて頂きました。特に「葬送」はハートにグッと来ました。(私の周囲でも何人かの方が泣いておられました)””美しいメロディーをささえる音のすばらしさと、その美しいメロディがただのうわずった美しさではなく、抑制されたほんものの美しさでした。すばらしかったです。””とても聴きごたえのあるプログラムで、とても楽しめました。””細部まで何もかも意志がゆきわたった演奏に、身も心もひきしまる心地になりました。背すじが伸びました。””贅沢な時間をありがとうございました。””知っている曲も知らなかった曲も楽しめました。””同じ舞曲でも、ポロネーズとマズルカ、ワルツとがらりと雰囲気が変わり、ひきこまれました。ノクターンとソナタは暗くて悲しいけれど、響きに厚みとあたたかみがあって、ジーンときました。”その他、多くのご反響を頂きました!

<出演>笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
マズルカ 嬰ヘ短調 作品6-1
ワルツ ホ短調 遺作
ノクターン ハ短調 作品48-1
ソナタ第2番 変ロ短調 作品35
(アンコール)ノクターン 嬰ハ短調 遺作

2016年07月10日(日)
第130回IMAマエストロ“第130回記念コンサート“
2016年7月10日(日)
2002年より始めさせていただきましたサロンコンサートも、この度、第130回を迎えるこができました。

サロンコンサートをとおして、沢山の方々とお知り合いになることが出来、皆様のご支援のお陰でこのように長く続けることが出来て、感謝の気持ちでいっぱいです。

毎回、満員のお客様が、とても高いリピート率でご来聴下さっており、熱いお気持ちが空間いっぱいに広がるのを感じます。

プログラムは、まずクラシック音楽の礎を築いたともいえるバッハの、名曲シチリアーナを2楽章に持つフルートソナタ。

次に、今年生誕100年のヒナステラの、粋で誇りに満ちた舞曲集。

そして、ショパンの大曲、24の前奏曲。

”いつも日常の雑事を忘れ、心豊かになる時間です。また明日から仕事がんばれそうです。””素敵な空間でお三人の贅沢な演奏会ありがとうございました。””こんなに素晴らしいコンサートはなかなかないと思いました。途中で感極まってしまいました。””すべて素晴らしかったです。フルートの音色が心に響きました!ヒナステラvery×3 Exciting!ショパン本当に「味」がありました。ラスト第24曲ではすべてもっていかれました。””お母様のエネルギーには圧倒されます。””24の前奏曲、すごいのひとことです!””バロックの素晴らしい調べを聴かせて頂きありがとうございました。””フルートのシチリアーナがとてもきれいでよかった。””ヒナステラのガウチョの踊り、アルゲリッチのCDより感動しました。””ヒナステラ 優雅な乙女の踊りが好きでした。””24のプレリュード、最後に涙がこみ上げてきました。音楽の深さを感じました。純子さんの自然な奏法!けれども、ビックリするくらいの緊張感が突然走り、すごく楽しめました。”そのほか、沢山のご感想をお寄せいただきました!

感謝の気持ちを込めて、これからも、それぞれの奏者がより良い音楽を目指し、皆様のお心に何かお伝えできるよう、精進を重ねたいと願っております。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます!

<出演>笠原咸子(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>バッハ:フルートソナタ 変ホ長調 BWV1031、ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集 作品2、ショパン:24の前奏曲集 作品28

 

2016年05月21日(土)
フィルハーモニア・カルテット ベルリン & 笠原純子
2016年5月20日(金)兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
カラヤンの時代から、ベルリン・フィルの第1コンサートマスター、首席奏者として、世界最高峰と呼ばれ続けるオーケストラを、30年にわたり支えてきたメンバーによる、フィルハーモニア・カルテット ベルリン。

”ベルリン・フィルの顔”と呼ばれるように、高い次元で均衡がとれた技術、自発性、集中力、様式感などを誇る弦楽四重奏団の、神戸公演がおこなわれました。

前半はベートーヴェンの弦楽四重奏曲、後半は今回3度目の共演となるピアニスト笠原純子と、ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲。

常に音楽の本質を見極め、互いの感動と息づかいを感じ合い、一つの方向を目指す中に、魔法のような美しい瞬間が生まれます。

”ラズモフスキーには舌を巻き、ショスタコーヴィチには圧倒されました。””ベルリン・フィルのメンバーの、きめの細かい演奏で始まり、第1部を気持ち良く聴き、第2部に入り、聴く側にちょっとの油断も許さない、内容の濃い演奏に感動しました。””凄く音楽的にも技術的にも高い水準に、大変嬉しく思いました。””そんなに合わせる回数もないはずなのに、ピアノが引っ張っていくくらいの感じがあり、素晴らしいアンサンブルでした。””ピアニストがあんなに細いのに、芯があって深みが合って迫力のある音が出せてすごい!ほんまもんの演奏が聴けたと感動しました。””音楽的なセンスがヨーロッパ人的であるところが、何よりよかったです。””ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲が、こんなに面白い曲であることを改めて感じられました。奏者だけが面白いとわかっているのでなく、作品の面白みが、聴いていてわかるところがよい、人に残すものがあるのがよい、と思いました。””鍵盤楽器のピアノによるレガートが、弦楽器より迫力があることにびっくりしました。””5人の奏者全員の、お互いの音楽へのリスペクトと親愛の空気は、作りものでなく本物だと感じました。”その他、沢山のご反響をお寄せ頂き中です!

<出演>
ダニエル・シュタープラーヴァ(第1ヴァイオリン/ベルリン・フィル第1コンサートマスター)
クリスティアン・シュターデルマン(第2ヴァイオリン/ベルリン・フィル第2ヴァイオリン第1首席奏者)
ナイトハルト・レーザ(ヴィオラ/ベルリン・フィル ヴィオラ奏者(2011年まで同首席奏者))
ディートマール・シュワールケ(チェロ/ベルリン・フィル チェロ奏者)
笠原純子(ピアノ)

<プログラム>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 op.59-1 〈ラズモフスキー第1番〉
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57 (ピアノ:笠原純子)
アンコール 同五重奏曲より 第3楽章

後援:大阪ドイツ文化センター/ジャポニスム振興会
助成:公益財団法人日本室内楽振興財団

2016-05-21 | 記事へ |
2016年04月03日(日)
第129回IMAマエストロ”ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル”
2016年4月3日(日)
心配された雨も持ちこたえてくれて、久しぶりのサロンコンサートが行われました。

いつもご好評をいただいているフルートリサイタル、ドイツの名器ヘルムート・ハンミッヒを愛用するドイツ人奏者によるプログラムは、今年生誕260年のモーツァルトを中心に。

モーツァルトが、8歳の時にロンドンの女王のために作曲したソナタから3曲、天才の世界がすでに垣間見られ、味わい深い作品です。

そして彼以前の昔から歌い継がれる、イングランドとアイルランドの民謡。

日本でもおなじみの曲ばかり、沢山のお客様の熱気に支えられて、空間に音が広がりました。

”フルートの音色の美しさ!!ピアノ伴奏、息が合って感動でした。””おふたりの伸びやかでみずみずしい音色に身体も心もリフレッシュしました!””フルートの魅力に浸れよい時間を過ごせました。ご夫婦ならではのすてきなサロンコンサート、次回を楽しみにしています。””すばらしかったです。別の世界に行ったみたいです。””時がたつのが速く、それが残念に思うほどでした。””晴れやかなモーツァルトの曲を桜の季節に聴かせて頂けて、とてもうれしく思いました。””おしゃれな素敵な空間そしてなつかしい民謡をぜいたくで至福の時間をありがとうございました。”その他たくさんのご反響をお寄せ頂きました!

<出演>
ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)

<プログラム>
モーツァルト:3つのロンドンソナタ ヘ長調 K.V.13、ハ長調 K.V.14、変ロ長調 K.V.15
イングランド民謡:グリーンスリーブス、久しき昔/思い出(ロングロングアゴー)
アイルランド民謡:サリーガーデン、夏の名残のバラ(庭の千草)、ロンドンデリーの歌

2016年02月21日(日)
(公財)青山財団助成公演 IMAマエストロ推薦コンサート2016
2016年2月21日(日)
京都の青山音楽記念館(バロックザール)にて、IMAマエストロとアレクサンダーテクニックセンター(ATC)京都で学ぶピアニストたちによる演奏会。

多面的な音楽観と、それを表現する心身の方法という両輪を持った、芸術的な音楽を目指す奏者たちの演奏が、繰り広げられました。

様々な年代の奏者、そして曲目はロマン派の名曲の数々を中心に。それぞれが、ベストを尽くす姿に呼応して、客席の皆様からの熱気が、空間を盛り上げて下さいました。

”毎年聴かせていただくたびに、素人にも音色が変わり深くなったり、華やかになったり、一年一年の日々の積み重ねが音にも表れていることに感動します。””みなさん豊かな情緒表現で引きつけて下さいました。””みずみずしく美しいです。これからも成長を願い応援させて頂きたいと思います。””日頃あまり聞くことがない難しい演奏の曲を楽しみました。このコンサートにまた寄せてもらおうと思います。””どの演奏も素晴らしかったです。”その他、多くのご反響を頂いております。

<出演>前田結花、岡本聖奈、吉田早織、辰田有理子 、田伏真梨子、 朝香友貴、朝香尚斗、吉村朋代 、矢野志保美、井出智子、 笠原純子、笠原咸子(以上ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)

<プログラム>
ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
24の前奏曲 Op.28より 第1、6、8、11、16、23、24番
スクリャービン:12の練習曲 Op.8 より 第2番 嬰へ短調、第8番 変イ長調、第12番 嬰ニ短調
幻想曲 ロ短調 Op.28
リスト:超絶技巧練習曲 第11番 変ニ長調「夕べの調べ」
3つの演奏会用練習曲 第3番 変ニ長調「ため息」
超絶技巧練習曲 第8番 ハ短調「狩」
ビュッシー:喜びの島
12の練習曲より第1番 5本の指のために、第11番 組み合わされたアルペジオのために
ラヴェル:ラ・ヴァルス
シューマン:幻想小曲集 Op.12 第2番 ヘ短調「飛翔」
シューマン(リスト編):献呈
ラフマニノフ:絵画的練習曲 Op.39より第5番 変ホ短調、第9番 ニ長調
モーツァルト:フルートソナタ ハ長調 K.14

2016-02-21 | 記事へ |
2015年12月26日(土)
クリスマスコンサート2015 ~クリスマスに贈る音の花束~
2015年12月25日(木)大阪のいずみホールにて、大阪アーティスト協会30周年記念クリスマスコンサートが、開催されました。

パイプオルガン、ソプラノ、ジャズ、ピアノソロ、ピアノデュオと、盛りだくさんな構成で、クリスマスにぴったりな、祈りと希望と華やぎに満ちたプログラムが、ホールの素敵な音空間に広がります。

多くのお客様で埋まった客席の熱いエネルギーの中、笠原純子と笠原咸子のピアノデュオは、ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー。何十年か前に住んでいた、アメリカの空気を思い出させてくれるような作品を、楽しむことができました。

”一音出ただけで、ホールの中の空気がさっと変わりました。その後のピアノ1のカデンツァで、また空気が変わり、そしてまたピアノ2で変わり・・と、もう、とても素晴らしかったです。””急に、客席最後列まで音が飛んできて、びっくりしました。””トリにふさわしい作品とダイナミックな演奏で、さすがと思いながら感動でした。””こんなにますますパワーアップしたデュオ、想像もしていませんでした。””ニューヨークの喧騒が伝わってきて、やはりいい曲だと思いました。””生きていてよかった!と思える演奏でした。”その他、多くのご反響をお寄せ頂き中です!

<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、他

<プログラム>ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、他

今年一年も、沢山の皆様の温かいお支えとお励ましを賜り、心より感謝申し上げます。
お身体お大切に、どうぞよいお年をお迎えください!

2015-12-26 | 記事へ |
2015年11月27日(金)
”チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団&笠原純子”
2015年11月26日(木)
京都コンサートホール小ホール「アンサンブルムラタ」にて、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者からなるチェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団と、笠原純子の京都公演がおこなわれました。

2008年以来、5度、6度と共演を重ねてきた今回は、様々なスタイルの名品によるソロ・デュオとブラームスの重厚な四重奏大曲のプログラム。

古い歴史と人気・実力を誇る名門オーケストラの持つ、美しく豊かな弦楽サウンドのエッセンスをそのままに、心を魅了する深い響きと調和で、音楽が繰り広げられました。

”これぞブラームス、というものを味わえました。””このコンビで以前も聴きましたが、今回ますますパワーアップしておられました。””懐かしい名曲で、思い出がたくさん蘇って幸せでした。””全部良かったけれど、特に初めの2曲に感動しました。””有名な曲ばかりで嬉しかった。””最初のピアノ曲で、あんなに感動したのは初めてな経験をしました。””感極まりました。ピアノが減衰楽器と言うことを忘れました。””後半はまるでピアノコンチェルトを聴いているみたいで、脚が震えました。””マイスターの音楽でした。”その他、沢山のご反響を続々とお寄せ頂いて、幸せに思います。

[出演]
オタ・バルトシュ(Vn)/チェコ・フィル第1ヴァイオリン奏者
ヤロスラフ・ポンヂェリーチェク(Va)/チェコ・フィル首席ヴィオラ奏者
フランティシェク・ホスト(Vc)/チェコ・フィル首席チェロ奏者、元コンサートマスター
笠原純子(Pf)

[PROGRAM]
アルベニス:前奏曲(アストゥリアス)、トゥリアーナ (Pf)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン (Vn & Pf)
シューベルト:アヴェ・マリア (Va & Pf)
シューマン:トロイメライ (Va & Pf)
ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番 (Va & Pf)
ブラームス:子守歌 (Vc & Pf)
サン=サーンス:白鳥 (Vc & Pf)
エルガ―:愛のあいさつ (Vc & Pf)

ブラ―ムス:ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 op.60

アンコール ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌(ピアノ四重奏曲)

2015年10月18日(日)
チャリティーコンサート 笠原純子が奏でるピアノと映像詩
2015年10月17日(土)大津・まちなか交流館コミュニティホールにて、チャリティーコンサートに出演させて頂きました。

今回、まちなか交流館さん製作による、大切なテーマがいっぱい詰まった印象的な映像詩と、様々な大地を感じさせる音楽プログラムのコラボレーションとなりました。時空を超えて人々の心に、喜び、希望、力を与え続けてきた音楽は、人類が創り出した美のひとつです、そして、同じ人間が創り出す数々の災いや争い。

”聖なる音楽と、いろいろな人災のギャップをまざまざと感じました。””本物はやっぱり聴いて感動できるんだと、強く感じました。””映像に音楽の力がのって、涙がこぼれてきました。”そのほか、多くの熱いコメントを頂き、感謝しております。

<出演>
笠原純子(ピアノ)
<プログラム>
スカルラッティ:ソナタK.1、K.9
シューベルト:即興曲作品142-3
アルベニス:プレリュード、トゥリアーナ
ラフマニノフ:プレリュード作品23より第2番、第4番、第5番
リスト:愛の夢、ラ・カンパネラ

2015-10-18 | 記事へ |
2015年09月13日(日)
第128回I”ルカス・ロレンツィ(フルート)&笠原純子(ピアノ)デュオリサイタル
2015年9月13日(日)お天気に恵まれた秋の午後、沢山のお客様のお越しを頂き、フルートとピアノによるデュオリサイタルがおこなわれました。

毎回ご好評を頂いているデュオで、ドイツの管楽器製作の伝統を誇る名器を用い、ドイツ音楽のエッセンスに迫ります。

ヴァイオリンとピアノの組み合わせとして有名な、シューベルトの青年期のソナチネ、モーツァルト8歳の時と20歳の時の2つのソナタというプログラムに集中してくださるお客様に、繊細な音の動きもすべて空気に伝わるような空間が生まれました。

”暖かくてきれいで音楽の中に入っておりました。””フルートの音色がきれいで、久しぶりにゆったりとした時間を過ごすことができました。””ピアノとの調和が素晴らしかった。ピアノもほとんど同等に活躍してアンサンブルの妙技が、聞けたと思います。”すごくハーモニーが良かったです。””相変わらず何時も通り素晴らしいでした。””息がぴったりしていて、本当にステキでした。”“日本に居ながらドイツに居る気分が味わえました。空間と音が一体になっていて心地よかったです。”・・・その他、多くのご反響を頂いております。

<出演>
ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)

<プログラム>
シューベルト:ソナティネ ニ長調 D384
モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K.13、ソナタ ハ長調 K.296、(アンコール)ソナタ ヘ長調 K.377より第2楽章

2015-09-13 | 記事へ |
2015年07月05日(日)
第127回IMAマエストロ”稗方攝子&笠原純子ジョイントリサイタル~地中海の風~
2015年7月5日(日)ソプラノの稗方攝子さんをゲストにお迎えし、ジョイントリサイタルが行われました。

サロンは今回も満員のお客様に、支えていただきます。

プログラムは、まずイタリアのバロック作品をソプラノ、ピアノでそれぞれ数曲。

そしてスペインの近代作品で、地中海の色と光と音・・を感じていただくプログラム。イタリアのD.スカルラッティが、うまくイタリアからスペインに空間を結んでくれて、スペインではアルベニス、グラナドス、ファリャとつながってゆきます。

”素晴らしいコンサートでした。心洗われました。美しい歌声、ピアノの音色も最高でした。””稗方さんの迫力に圧倒されました。素晴らしかったです。ピアノの笠原さんのピアノはいつものようにすばらしく、特にアルベニスは感動でした。””全部よかったがすみれがよかった。ジュスティーナもよかった。トゥリアーナすてき。””どの曲もまるでジュエリーのような響きの音色で、大変楽しませて頂きました。””行ったことありませんが、地中海を感じました。スペイン素敵でした。””グラナドス悲しみにくれるマハ②、ゴヤのマハが好き。アルベニスの2曲とてもとても素晴らしかった。今夜はパエリャかな。”その他、沢山のご反響を頂いております!

<出演>稗方攝子(ソプラノ)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>A.スカルラッティ:すみれ 、ヴィヴァルディ:「ジュスティーノ」より 愛する人にまみえるだろう、「テルモドン川のヘラクレス」より 輝く波(vo&pf)
D.スカルラッティ:ソナタ K.1、K.9(pf)
グラナドス:「スペインの粋な小唄集」より 内気なマホ、悲しみにくれるマハ第1番、悲しみにくれるマハ第2番、ゴヤのマハ(vo&pf)
アルベニス:「スペインの歌」より 前奏曲(アストゥリアス)、「イベリア」より トゥリアーナ(pf)
ファリャ: 「七つのスペイン民謡」より ムーア人の織物、子守唄、ホタ(vo&pf)

2015年05月23日(土)
笠原咸子ピアノリサイタル~シューベルトの午後~
2015年5月23日(土)●兵庫県立芸術文化センター 小ホール
オール・シューベルトのプログラムによる、笠原咸子ピアノリサイタルが開催されました。

美しく調律されたピアノとホールの優れた音響、シューベルトの深く繊細に移ろう音と、力強いエネルギーの世界が、ピアニストの内面を通して一体となります。

長大な曲でも最後まで、奏者と息遣いをともに、集中してお聴き頂くお客様の静寂の質と、その後の熱くて長く続く拍手が、印象的でした。

”深い音がとても心にきました。良い音響に包まれて、幸せなひとときでした。””凄いプログラムなのに、あっという間に終わってしまった気がしました。””イ長調のソナタの響きが素晴らしかった。こんなに感動したことは初めてだった。””パワフルだし、いろいろな幅があって、さすらい人幻想曲の素晴らしさが、改めてわかりました。””ハ短調のソナタが大好きなのですが、その素晴らしさを堪能できました。””シューベルトって、いいですね。満喫でした。””またさらに、進化されたと感じました。精進を重ねていらっしゃるのですね。””素晴らしい演奏に、希望と力をいただきました。”その他、多くのご反響をただ今頂いております!

<出演>笠原咸子(ピアノ)
<曲目>シューベルト:ピアノソナタ イ長調 D664、さすらい人幻想曲 ハ長調 D760、ピアノソナタ ハ短調 D958、(アンコール)楽興の時 D780 第3番、即興曲 D935 第2番

2015-05-23 | 記事へ |
2015年05月10日(日)
第126回 ”笠原咸子ピアノリサイタル”~シューベルトの午後~
2015年5月10日(日)
初夏にふさわしい快晴の午後、オール・シューベルトのプログラムで、ピアノリサイタルが開かれました。

シューベルトの青年期から晩年までの莫大な作品の中から、選りすぐりの3曲。

あまり耳慣れないもの、長大な曲にも、満員のお客様は集中した静寂で、サロンの空間を支えて下さいました。

シューベルトの天才を感じさせる、深く繊細な世界を、古希を迎えた後もなお、新しい境地を求めて精進を重ねる奏者ならではの、味わい深い演奏で繰り広げるひととき。

”シューベルトの世界に引き込まれました。自由に変化する指先はまるで奇跡のようでした。感情的に大きなうねりとこまやかさが見事に調和して、シューベルトがここにいるようでした。””アーティキュレーション、音楽の構成の仕方がとても参考になった。余計なスパイス、エキセントリックさがなくて、理想的だった。緩徐楽章の内向性もすごく好みだった。””高雅なひとときを過ごさせていただきました。””間近で聴ける上質の音楽、堪能した。””すばらしい すばらしい。別世界に来てるみたいです。””心に迫ってきて、ピアノを聴いてこんなにドキドキづることがあったかしらというくらい、ずっとドキドキしていました。思わず鳥肌が立ち、感動して泣きそうになりました。”その他、多くのご反響を頂きました!

<出演>笠原咸子(ピアノ)
<曲目>シューベルト:
ピアノソナタ イ長調 D664、さすらい人幻想曲 ハ長調 D760、ピアノソナタ ハ短調 D958

2015-05-10 | 記事へ |
2015年03月14日(土)
(公財)青山財団助成公演 IMAマエストロ推薦コンサート2015
2015年3月14日(土)
京都・上桂の青山音楽記念館(バロックザール)にて、コンサートがおこなわれました。毎年一回の推薦コンサート形式での開催は今回5度目となり、今までで一番多くのお客様にお越しいただき、温かいエネルギーあふれる会場となりました。

古典派からロマン派、近代、現代と様々な曲を、様々な年代による奏者が感性の個性も豊かに繰り広げる、午後。
すぐれた音響のホールの中で、各奏者が今できるベストの演奏を出せた、空間と時間でした。
”皆様の日ごろの練習の成果に感動しました。”どの演奏者もとても上手で、楽しませて頂きました。””音の響きに感動しています。何回か聴かせて頂くうちに、こんなに成長されてと、みなさんの演奏に胸を熱くしています。””素敵な時間を過ごせました!”その他、ご反響を寄せていただいております。

<出演>小倉由季菜、前田結花、岡本聖奈、丸尾晃久、吉田早織、朝香友貴、朝香尚斗、田伏真梨子、石原安曇、赤星南三子、矢野志保美、笠原純子、笠原咸子、ルカス・ロレンツィ

<曲目>モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K.332、
シューベルト:ソナタ イ長調 D664、セレナーデ D957-4、音楽に寄せて D550、夜と夢 D827、
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 作品10-4番、12番”革命”、幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61、ソナタ第3番 ロ短調 作品58より 第3楽章、第4楽章、バラード第1番 ト短調 作品23、
ドビュッシー:ピアノのために より サラバンド、トッカータ、
ラヴェル:ラ・ヴァルス、鏡 より 洋上の小舟 、
スクリャービン:24の前奏曲作品11より 第1番、第2番、第11番、第12番、第19番、第24番
ラフマニノフ:前奏曲集作品23より 第2番、第4番、第5番
ピアソラ: リベルタンゴ

(IMAマエストロ第125回振替とさせて頂きました。)

2015年02月08日(日)
第124回IMAマエストロ・サロンコンサート”シューベルトの午後”
2015年2月8日(日)暖かな冬の日差しの中、ピアノソロとフルート&ピアノによる、オール・シューベルトのプログラムでコンサートが開かれました。

今日も満員のお客様の熱気でいっぱいのサロン。

初期のころから後期の曲まで、耳になじみのあるものや名品で、”僕にとっての短調は現実で、長調は天国のようだ”と語ったシューベルトの世界をつづります。

歌曲王と呼ばれたシューベルトの歌曲をフルートで、そして歌曲から生まれた19世紀フルートの傑作。

”素晴らしい演奏によって、シューベルトの良さとその世界にどっぷりつかることができて感動しました。””とても贅沢な時間を過ごすことができました。普段はこのようには思わないのですが、今日は楽曲に恋に落ちました。””ピアノが歌っている様で素晴らしかったです。””ピアノソロで、あまりに様々な色が次々とあふれてきて、心に浸透してくるのでびっくりした。””物凄くよかった。まさにシューベルトの精神があって、まさにドイツ音楽、という領域だった。””この難しいフルートの曲を素晴らしい演奏で聴かせてもらい、幸せな気分になりました。””夫妻の息がピッタリなハーモニーとアンサンブルで、とてもよかったです。”その他、沢山の熱いご反響を頂きました!

<出演>笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>シューベルト:即興曲 作品142-3 D935、楽興の時 作品94-3 D780、3つのピアノ曲 遺作 第2番 D946、
セレナーデ D957-4、音楽に寄せて D550、夜と夢 D827、「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D802

2015-02-08 | 記事へ |
2014年12月07日(日)
チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団&笠原純子
2014年12月7日(日)名門チェコ・フィルハーモニーのトップ奏者からなるチェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団の京都公演が、京都コンサートホール小ホール(アンサンブルホールムラタ)にておこなわれました。

名門オーケストラの豊かな弦楽サウンドを凝縮させたような、深く彫琢された音楽と、三人の個性から生まれる美しいハーモニー。

4,5回目の共演となる今回は、前半はデュオ、後半がピアノ四重奏曲というプログラムでした。

お得意のドヴォルザーク、記念年のプッチーニ、シューマンの珠玉と、室内楽の名作ブラームス。

それぞれの様式がぴったりと一致して、作品の素晴らしさを共に感じながら、同じところを目指せる楽しさを今までで1番味わえた、幸せな時間空間でした。

”今まで蓄積されてきた経験が、その音楽や対応に感じられました。””とても心が動いた音楽会で素晴らしかったです。””途中で泣いてしまいました。””4人が一体となって、迫力の音楽だった。”その他、多くのご反響を頂き中です・・!

<出演>
オタ・バルトシュ(ヴァイオリン)/チェコ・フィル第1ヴァイオリン奏者
ヤロスラフ・ポンヂェリーチェク(ヴィオラ)/チェコ・フィル首席ヴィオラ奏者
フランティシェク・ホスト(チェロ)/チェコ・フィル首席チェロ奏者、元コンサートマスター(2013年退任)
笠原純子(ピアノ)

<曲目>
ドヴォルザーク:ソナティナ ト長調 op.100 (Vn&Pf)
プッチーニ:名曲集~ある晴れた日に/私のお父さん/星は光りぬ/誰も寝てはならぬ~ (Vla&Pf)
シューマン:幻想小曲集 op.73 (Vc&Pf)
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25
アンコール ブラームス<編曲:萩原俊雄>:子守歌(ピアノ四重奏による)

(第123回IMAマエストロ・振り替えとさせていただきました。)

2014-12-07 | 記事へ |
2014年12月04日(木)
武庫川倶楽部定例会コンサート
2014年11月12日(水)”ピアノ独奏とフルートとのアンサンブル”と題して、小林一三氏に創設された後、75年を超えて活動を続けていらっしゃる武庫川倶楽部に、お招きいただきました。

第二次大戦や、震度7の震災でもびくともしなかったという、宝塚ホテルのシャンデリア煌めく広間とともに、社交クラブの歴史が続きていることに、大正ロマンの心意気を感じました。

”今回の例会は、会員の関心も高く当日の参会者も今年一、二を争う盛況でしたが、素晴らしいピアノ独奏と息の合ったデュオに魅了されました。”研ぎ澄まされた感性と見事なテクニックによる演奏を目の当たりし大変感動いたしました。””あんな古いピアノから、あんなにいろいろな音が出るとは。びっくりしました。”その他、嬉しいご反響やメールを頂きました!

<出演>笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>ラフマニノフ:前奏曲作品23-2,4,5,作品32-10,リスト:愛の夢、カンパネラ、モーツァルト:フルートソナタK.378

2014年10月12日(日)
第122回IMAマエストロ 中野洋子ピアノリサイタル
2014年10月12日(日)心配された台風の影響もまだ小さく、秋の気持ちよい午後、中野洋子さんによるピアノリサイタルがおこなわれました。

40年以上におよぶ演奏活動、桐朋学園大学をはじめとする教育活動を成し遂げてこられた中野洋子さんの、研ぎ澄まされた感性と、真摯な探求の裏打ち、音楽と作曲家への愛・・。

ベートーヴェンのピアノソナタ4曲という、いつもより長いプログラムでしたが、ピアニストの高い集中力にお客様も引き込まれ、あっという間に過ぎた2時間でした。

”演奏家と近い距離でじっくりと聴くことができ、親密なすばらしいひとときでした。””日常に豊潤でまったりとした味わい深い演奏でした。空間造形をやっているので、「間」を大切にすることを改めて感じました。””素敵なベートーヴェンの世界を楽しませていただきました。”その他、沢山のご反響をお寄せいただきました。

<出演>中野洋子(ピアノ)
<曲目>ベートーヴェン:ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」、
ソナタ第15番ニ長調作品28「田園」、
ソナタ第26番変ホ長調作品81a「告別」、
ソナタ第28番イ長調作品101

2014-10-12 | 記事へ |
2014年09月07日(日)
第121回IMAマエストロ ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル
2014年9月7日(日)
昨日の豪雨とはうってかわった快晴の午後、今回も満席のお客様を迎え、オール・モーツァルト・プログラムによるフルートリサイタルが開かれました。

モーツァルト円熟期のヴァイオリンソナタ3曲を、フルートとピアノで演奏。

あまりポピュラーでないものもありましたが、それぞれの曲の味を感じつつ、その天才の世界に、お聴き頂く方とご一緒に浸っていることがわかる静けさで、特別な瞬間がきらめきました。

”ホールでの演奏かと思う程の音で驚きました。何一つ不自然さのないデュオでした。純粋な旋律とクリアな音の粒にただただ聴きほれる時間を有難うございます。””これ以上美しい音楽はないと思ったくらい素晴らしい演奏でした。もう本当に幸せで、夢みたいでしたが、夏休み最後の素敵な思い出になりました。””フルートの音色は暖かく、やさしく、心洗われました。ピアノも美しく、二人のアンサンブル絶妙でした。””アットホームなコンサートも、身近に聴けて親近感があり、とてもハッピーな気持ちで帰れます。””ここのコンサートに来れば、いつも心がいやされます。とてもぜいたくな時間です。とても良い音楽を聞かせてもらってありがとうございます。”その他、沢山のご反響を頂きました。

<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)

<曲目>モーツァルト:ソナタ 変ロ長調K. 378、ソナタ ト長調K. 379、ソナタ 変ホ長調K.380
アンコール:赤とんぼ、川の流れのように

2014-09-07 | 記事へ |
2014年07月06日(日)
第120回 ”笠原純子ピアノリサイタル”
2014年7月6日(日)
京都の山科でのサロンコンサートも、地元の皆様をはじめ、多くの方々の温かいお支えのお蔭で、第120回を迎えることができました。

久しぶりとなってしまった開催にもかかわらず、今回はチラシでのご案内をする前から、HPなどで見てくださった沢山の方からお申し込みを頂きました。

今日、サロンを飾ってくれたのは、書道家・畠中幸代さんによる作品「音」。私の音のイメージを書いてくださって、東京ほかの展覧会に出品されていたものを、プレゼント頂きました!

プログラムは、ロシアの大作曲家ラフマニノフの作品集。伝統と文化を反映した重厚絢爛な音から、清々しい自然の音まで、様々な音模様と感情をお伝えできたらと選曲しました。

難解な曲もあったのですが、最初から最後まで、水を打ったような静けさで、皆様が集中してお聴き下さるのが感じられ、サロンコンサートを続けていられる事の幸せを感じました。

”いつも本物の音に心洗われ、また明日からがんばろうと思う気持ちを与えてくれます。今日は本当に圧巻の一言でした。””強く、優しく、せつなく、本当に感動しました。””圧倒するような曲で、ピアノをこんなに近くで聞けて、感じて、来てよかったです。感動しました。ピアノがまるでオーケストラのようでした!!””頭のクリーニングできました。ボリューム満点の曲、堪能しました。””彼のロシアへの想い、ロシアという国の風景など、重く深いものが伝わりました。日常のごちゃごちゃから離れて、音の世界に連れていただきました。”その他多くのご反響を、お寄せいただきました。

<出演>笠原純子(ピアノ)
<曲目>ラフマニノフ:前奏曲集作品23より 第2番、第4番、第5番、
絵画的練習曲《音の絵》作品39 全9曲

***番外***
2014年6月28日(土)勝田台文化センター音楽室コンサート~身近にクラシック~
第105回「笠原ロレンツィ純子ピアノリサイタル」

千葉県八千代市にて、やちよ音楽だより様主催のコンサートに出演させていただきました。数回目となりますが、いつも温かくてノーブルな雰囲気にあふれ、多くの方に愛されている演奏会シリーズ、という印象を受けます。沢山の反省の中にも、長く望んでいた新しい収穫の手応えがあり、ぜひこれを次につなげたいと嬉しく思いました。

2014年05月18日(日)
ゴラン・コンチャル(Vl)&笠原純子(Pf)デュオ・リサイタル
2014年5月18日(日)心地よい初夏の晴天に恵まれた日曜の午後、京都の青山音楽記念館(バロックザール)にて、「(公財)青山財団助成公演 ゴラン・コンチャル(ヴァイオリン)&笠原純子(ピアノ)デュオリサイタル」が開催されました。

名門ロイヤル・フィル、クロアチア放響、ザグレブ・フィルでコンサートマスターを歴任してきたゴラン・コンチャル氏。クロアチアを代表する名ヴァイオリニストが、ソリストとして待望の来日です。

様々な音色、ドラマトゥルギーのしっかりした構築感、即興性と会話を持つ、奥ゆきある音楽は、キャリアを感じさせるものでした。

プログラムは、デュオとソロのヴィルトゥオ―ゾな名曲ぞろいで、会場もほぼ満席。

今回使用された楽器は、伝説のカール・フレッシュ所有だった物だそうで、素晴らしい音色が、ますます味のあるものとなりました。

「心に迫って涙が出てきて、止まりませんでした。」「どの曲もそれぞれに凄い迫力で、素晴らしかった。」「とても良いプログラムで、どの曲も本当に楽しめました。」「今まで修練されたであろうことと喜びを感じ、涙がこぼれました。」その他多くのご反響を、お寄せいただいています!

<出演>ゴラン・コンチャル(ヴァイオリン)、笠原純子(ピアノ)

<曲目>ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 「スプリング」 op.24、クライスラー:愛の悲しみ、美しきロスマリン、 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン、リスト:愛の夢 第3番、ラ・カンパネラ (ピアノ・ソロ)、イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 op.27-2 (ヴァイオリン・ソロ)、プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 op.94bis
<アンコール>マスネ:タイスの瞑想曲、モンティ:チャルダーシュ

2014-05-18 | 記事へ |
2014年03月09日(日)
第119回IMAマエストロ”ATC京都・推薦コンサート”
2014年3月9日(日)●京都市東部文化会館ホール
IMAマエストロとATC京都で学ぶ方々の中から推薦を受けた、フレッシュなピアニストたちの演奏会が開催されました。

ここ数年来、春の訪れとともにおこなわれているコンサート。毎年楽しみにして下さっているというお客様も増え、3時間半もの長丁場にもかかわらず、皆様に最後までお聴き頂け、嬉しく思いました。

日々の努力が現れる瞬間、その成長ぶりや、人格の現れる演奏に、感慨深いものがありました。

”皆さん大変レベルが高く、素晴らしい演奏でした。”
”毎日のストレスを吹き飛ばしていただきました。さわやかな気持ちで帰宅できます。”
”音楽の喜びに浸ることができました。”
”それぞれの出演者の方々の取り組まれている曲に対する世界観が伝わり、音も綺麗で、聴いていて楽しかったです。”
”私の好きな曲が選曲されていて、それぞれに磨き上げられた演奏が聴けて、胸踊るひと時でした。”
その他、多くのご反響を頂いております!

受付を手伝ってくださったり、撮影や設営などいろいろご協力下さった皆さまにも、深く感謝申し上げます。

<出演と曲目>
小倉由季菜 ブラ―ムス  :ラプソディ第2番
前田結花  シューマン  :アベッグ変奏曲
丸尾晃久  リスト    :メフィスト・ワルツ
吉田早織  ショパン   :バラード第3番
辰田有理子 ショパン   :ノクターン作品48-1
西川舞   フォーレ   :バラード
澤田奈央子 スクリャービン:ソナタ第3番 第1、3,4楽章
安藤あす花 スクリャービン:練習曲作品8-4、幻想曲
石原安曇  ドビュッシー :牧神の午後への前奏曲
吉村朋代  リスト    :愛の夢 第1番、第3番
矢野志保美 プロコフィエフ:ソナタ第1番
ドビュッシー :前奏曲”ヒースの茂る荒れ地”、喜びの島
(賛助出演)
笠原咸子  シューベルト :さすらい人幻想曲
ルカス・ロレンツィ、笠原純子  ベートーヴェン:フルートソナタ

2014-03-09 | 記事へ |
2014年01月10日(金)
フィルハーモニア・カルテット・ベルリン 結成30周年記念ツアー 京都公演
2014年1月9日(木)京都コンサートホール小ホール(アンサンブルホールムラタ)
豊饒な響きで、世界一の名をほしいままにしてきた名門ベルリン・フィル。

そのコンサートマスターや首席奏者を、30年近くつとめてきた音楽家たちから成る「フィルハーモニア・カルテット ベルリン」の結成30周年記念ツアーの、京都公演がおこなわれました。

雪のちらつく寒い夜でしたが、満員のお客様で熱気あふれるホール。

前半は、弦楽四重奏曲、後半はピアノ五重奏曲のプログラムで、ベルリン・フィルのエッセンスともいえる、ち密で豊かな色にあふれ、力のこもった音楽が、繰り広げられました。

4年ぶりとなる京都公演、再びの共演で、リハーサル・本番と、その音楽が、これぞプロフェッショナルという方向と速度で磨かれてゆく様子と、音楽家のありようを直に感ずることができ、幸せな時間でした。

”これ以上のハイドンは聴けないと思った。””息のあった四人の弦の響きとすっかり融け合って気持ちいい演奏を楽しませていただきました””ブラームスは、我慢して聴くという先入観があったけれど、今回のブラームスを聴き、全くイメージが変わりました””室内楽は、ライヴでこそ聴くものだと実感””まるでシンフォニーを聴いているようでした”その他多くのご反響をお寄せいただいております!

<出演>
ダニエル・シュタープラーヴァ(Vn)
ベルリン・フィル/第1コンサートマスター
クリスティアン・シュターデルマン(Vn)
ベルリン・フィル/第2ヴァイオリン首席奏者
ナイトハルト・レーザ(Va)
ベルリン・フィル/ヴィオラ奏者(2011年まで首席奏者)
ディートマール・シュワールケ(Vc)
ベルリン・フィル/チェロ奏者(「ベルリン・フィル12人のチェリスト」)
笠原純子(Pf)

<プログラム>
ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調 「ひばり」 op.64-5
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
ブラームス:ピアノ五重奏曲 へ短調 op.34
(ピアノ:笠原純子)

2013年10月06日(日)
第118回IMAマエストロ ”ファゴット・フルート・ピアノ三重奏”
2013年10月6日(日)
夏の名残りを思わせる秋の晴天のもと、第118回目のサロンコンサートがおこなわれました。

今回も多くのお客様にお越しいただき、熱気いっぱいの空間にお迎えしたゲストは、ファゴット奏者の中川日出鷹さん。

ルツェルン音楽祭アンサンブルで首席をつとめられるなど、ヨーロッパを中心に活躍中の気鋭の彼は、現代音楽の分野でも、作曲家の方々が”中川さんの演奏で”とわざわざ指定して作品を創られるなど、期待の音楽家です。

本日はロマン派までの作品で、ファゴット、フルート、ピアノが、まずソロとデュオを演奏。

そして、この編成でのオリジナル曲、ベートーヴェンの三重奏曲です。

”ファゴットって素敵な楽器ですね。音色があたたかくて豊かで。””無伴奏チェロ組曲をファゴットで聴くのは初めて、チェロと違った音色で大変良かった。””モーツァルトは何度聴いても心がやすまります。美しい曲ですね。””美しいフルートの音でした””リスト、素晴らしいの一言。感動しました。””ラ・カンパネラ最高””フルート、ファゴット、ピアノのグッド・コンビネーション””トリオが特に良かったです””とても良い音楽を、生で、目の前で聴ける、見れる、とてもぜいたくな事です。””楽しそうに演奏しておられるので、心が癒されます。また元気に明るく、感謝と笑顔で毎日過ごしていけそうです。”その他、多くのご反響をいただいております!

<出演>
中川日出鷹(ファゴット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>
バッハ:無伴奏チェロ組曲より 第2番プレリュード (fg)
モーツァルト:ソナタ ヘ長調KV.377 (fl)
リスト:愛の夢、ラ・カンパネラ(p)
ベートーヴェン:フルート、ファゴット、ピアノによるトリオ ト長調WoO37

*番外*
2013年9月28日(土)16:00-
ハートヒーリングコンサート
●大阪・末日聖徒イエス・キリスト教会岡町教会堂
<出演>
ルカスロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)、他
<曲目>
バッハ:フルートソナタ ト短調BWV1020
モーツァルト:ソナタ ヘ長調KV.377
リスト:愛の夢、ラ・カンパネラ、他

豊中にある教会でのコンサートに、ゲスト出演させていただきました。
お心遣いの行き届いた運営、温かく繊細な空気あふれる客席、他の若い方々のフレッシュな高揚と情熱に、幸せな刺激を受けつつ、楽しく演奏させていただきました!

2013-10-06 | 記事へ |
2013年08月25日(日)
ルカス・ロレンツィ、笠原純子ミニデュオコンサート
2013年8月24日(土)●京都・法然院
京都市・ケルン市姉妹都市提携50周年記念として、ドイツのケルンで開催された展覧会”ダニエル・へース 黒田峯夫 二人展”が、引き続き京都でも開かれています。

お友達である黒田さん達のお招きで、その展覧会場・法然院でのデュオコンサートに出演させていただきました。

下界から遠く離れた世界のような静寂と、濡れた緑に包まれた空間に建物が並び、それらの中に作品が展示されています。

ドイツと日本にちなみ、それぞれの国の作品を演奏させていただきましたが、楽譜まで柔らかくなるような湿度の中、深い緑やお寺の古い柱の光り具合に囲まれて、音楽も自然もすべて一体になるような、不思議な時間でした。

”バッハが、2人の息もぴったりで、すごかったです””まるで日本人のように日本の心を感じ取っていられますね””堂本尚郎画伯が、京都で1番好きとおっしゃっている法然院と、その山門からのアプローチから生まれたという「臨界」の絵・・それらを思い出しながら、バッハやアンコールの「川の流れのように」を聴いていました”ほか、多くのご感想を、お客様よりダイレクトに話しかけていただきました。

<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>バッハ:フルートソナタ ト短調BWV1020、越谷達之助:初恋、岡野貞一:朧月夜、本居長世:七つの子、山田耕作:この道、赤とんぼ (アンコール)川の流れのように

2013-08-25 | 記事へ |
2013年08月19日(月)
サマーミュージックフェスティバル大阪2013 第2日
2013年8月18日(日)●大阪・いずみホール
音楽評論家・小味渕彦之氏の構成・監修による夏のフェスティバルが、今年は”<祭りだ!祭りだ!復興だ!!>~ヴェルディもワーグナーも万々歳”と題されて開かれています。

第2日目である18日も、ヴェルディやワーグナーにちなんだ曲をはじめ、名作ぞろいで、音響の素晴らしいいずみホールを知り尽くした小味渕氏ならではのプログラムが繰り広げられました。

今回16回目となる同フェスティバル、ルカス・ロレンツィと笠原純子はバッハのフルートソナタ、笠原純子と笠原咸子はラヴェルのラ・ヴァルスで、出演。

沢山にお越しいただいたお客様も、3時間におよぶコンサートにもかかわらず満席のまま、集中した素敵なエネルギーで空間を支えて下さいました。

”貴重な演奏を沢山聴かせていただいて、ありがたかったです。””バッハの優しい響きに癒され、2楽章ではバッハがそこにいると感じました””ラヴェルは世紀末を感じさせるうねりが克明に浮かび上がり、ホール全体が鳴っているようで堪能しました””すっかりリフレッシュすることができました”他、多くのご好評をお寄せいただいています!

<出演>清水淳彦(ピアノ)、丸山耕路(ピアノ)、北山 隆(リコーダー)、畑 儀文(テノール&ピアノ)、河村さと子(ソプラノ)、富岡潤子(ピアノ)、増井一友(ギター)、篠原猛浩(クラリネット)、蒲生祥子(ピアノ)、田中公道(テノール)、多久潤子(ピアノ)、黒田ナミエ(メゾソプラノ)、上田多嘉子(ピアノ)、恒川裕子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ、ラヴェル:ラ・ヴァルス、バッハ:フルート・ソナタ ト短調 BWV1020、バッシ:リゴレットによる華麗な幻想曲、ワーグナー:オペラ「タンホイザー」より歌の殿堂~この厳かな広間には、他

2013年07月29日(月)
第117回”ピッコロ・2本のフルートと2台のピアノによる名曲の愉しみ”
2013年7月28日(日)
外部での振替コンサートが続き、サロンでは7か月ぶりとなったコンサート。あまり長くお休みしていたので、忘れられてしまったのでは・・という心配を覆し、沢山のお客様にお越しいただき、超満員となりました。

現在日本で活躍中のフルート奏者の山村有佳里さんをゲストに迎え、バラエティに富んだプログラム、楽器の組み合わせ。後半の、2本のフルートとピアノによる世界の民謡と日本のメロディでは、山村さんの明るく楽しいトークにも、会場を盛り上げていただきました。

”日常の雑事を忘れ、心地よい時間、空間が大変うれしく思います”””皆さん大変上手でびっくり。”暑い日々がふっ飛んでゆきそうな楽しい一日でした””間近で迫力にびっくりしました。””やっぱり音楽っていいなと改めて思いました”その他、多くのご反響をお寄せいただいています。”もう少し頻繁にサロンコンサートを開いてほしい”というお声もアンケートに沢山あり、嬉しい叱咤激励のご意見とさせていただきます!

<出演>山村有佳里(ピッコロ、フルート)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>バッハ:フルートソナタ ト単調BWV1020、テレマン:ピッコロソナタ ヘ長調、ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ)、ピクニック(イングランド民謡)、おお牧場は緑(チェコ民謡)、森へ行きましょう(ポーランド民謡)、手のひらを太陽に、花、ふるさと、浜辺の歌、(アンコール)小さい秋見つけた、静かな湖畔 (2本のフルートとピアノ)

2013-07-29 | 記事へ |
2013年06月30日(日)
第98回 田園コンサート”ピアノとフルートのジョイントコンサート”
2013年6月29日(土)19:00- 徳島 田園ホール
土曜日の夜、徳島でのコンサートに出演させていただきました。久しぶりの徳島行きで、道中は海や山の大きさに感動・・あっという間の時間でした。

コンサートは、ケアハウスの4Fにあるホールで行われたのですが、ホールのプロフェッショナルが音響設計をされた建築で、ピアノも素晴らしいスタインウェイ。赤ちゃんから子供さん、様々な年代のご夫婦、入居されている方々まで、140の座席はぎっしりで、温かい反応にあふれた、地域の方々に愛されていることが強く感じられるシリーズです。

素晴らしいホスピタリティと本格的な運営をして下さった施設の方々、駆けつけて下さった門下生の方たち、10年ぶりくらいにお会いする懐かしい方々など、多くの出会い、再会に、心温まるイベントでした!

<出演>笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>ショパン:ワルツ ホ短調遺作、変イ長調作品69-1、変ニ長調作品64-1「子犬」、嬰ハ短調作品64-2、ラフマニノフ:前奏曲 作品23-2、23-4、23-5、リスト:愛の夢、ラ・カンパネラ、バッハ:フルートソナタ ト短調BWV1020、モーツァルト:フルートソナタ ヘ長調K.377、越谷達之助:初恋、岡野貞一:朧月夜、本居長世:七つの子、山田耕作:この道、赤とんぼ

2013-06-30 | 記事へ |
2013年05月18日(土)
フランティシェク・ホスト&笠原純子デュオリサイタル 大阪公演
2013年5月17日(金)●大阪・ムラマツリサイタルホール新大阪
名門チェコ・フィルにて30年もの間、首席奏者とコンサートマスターをつとめる名チェリスト、フランティシェク・ホストと、ピアニスト笠原純子のデュオリサイタル。

京都公演に続き、大阪公演が開かれました。

チェコ・フィル・ゾリステンやチェコ・フィル三重奏団のメンバーとしての共演を含めると、今回4度目となる2人の顔合わせです。

”バラエティに富んだプログラム、二人の呼吸もぴったりで心地よく、本当に楽しめました。””ブラームスのチェロソナタが、本来ピアノとチェロのためのソナタ、と書かれている意味がわかった。””しなやかで、最初から最後まで引き込まれました。”他、多くのご好評を賜っています。

出演:フランティシェク・ホスト(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
曲目: ショパン:序奏と華麗なポロネーズ、スーク:バラード 作品3-1、セレナード作品3-2、シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ、サン・サーンス:白鳥、グラナドス:アンダルーサ、ブラームス:チェロソナタ第1番作品38 エルガー:愛のあいさつ(アンコール)

2013年05月13日(月)
フランティシェク・ホスト&笠原純子デュオリサイタル 京都公演
2013年5月12日(日)於:京都・青山音楽記念館(バロックザール)
(公財)青山財団助成公演
前日までの雨とうってかわり、汗ばむほどの五月晴れの日曜日、チェロとピアノのデュオリサイタルがおこなわれました。

今回関西では2公演ありますが、そのうち京都公演の会場は、天井も高く音響が素晴らしくて、格調あるバロックザール。IMAマエストロの第116回振替にもさせていただいたので、サロンのお客様にも沢山お越しいただきました。

名曲、大曲がぎっしりと並んだプログラムで、チェロのホストさんは汗びっしょり、ピアノのほうも、汗びっしょりではなったけれどエネルギーを要し、終演後2キロ体重が減っていました(笑)。

”沢山の作曲家のプログラムで、1曲ごとにがらりとスタイルと音色がかわって、ああ、これがショパン、これがシューベルト、これがブラームス・・と感じた。さすがでした。””お二人の音がそれぞれに幅広くて奥行もあって、瞬間瞬間にさあっと変わるので、本当に楽しめました””名匠の演奏会だった”その他、多くのご好評をお寄せいただき、まずは安堵です。

あともう1回、大阪公演も、よい音楽を迎えたいと思います。

出演:フランティシェク・ホスト(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
曲目:ショパン:序奏と華麗なポロネーズ、スーク:バラード 作品3-1、セレナード作品3-2、シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ、サン・サーンス:白鳥、グラナドス:アンダルーサ、ブラームス:チェロソナタ第1番作品38

2013-05-13 | 記事へ |
2013年03月20日(水)
第115回IMAマエストロ ”ATC京都推薦コンサート” 
2013年3月20日(水・祝)
今日のコンサートはサロンから場所を移し、京都市東部文化会館にて。
IMAマエストロで、ピアノのレッスンにアレクサンダーテクニックのレッスンを組み合わせて学ぶ人たちの、推薦演奏会です。

私たちのレッスンでは基本的に、アレクサンダーテクニックで、身体をまず良い楽器のように、張り過ぎでもなく弛み過ぎでもない状態に調整し、そのバランスを基にピアノと自分の心身で音楽表現してゆきます。

楽器と格闘するのでなく、楽器と一体となることによって、いろいろな選択肢や幅が増え、自分の望む表現により近くなるのが理想。。
もちろん積み重ねは必要ですが、アレクサンダーテクニックをしないで、ピアノだけをレッスンする場合と比べると、その伸び率には、短期間でも大きな違いがあり、驚きを感じます。


小倉由季菜
ベートーヴェン:ソナタ第17番作品31-2
「テンペスト」第3楽章

前田結花
ショパン:練習曲作品10-12「革命」
:幻想即興曲作品66

守田健一
シューベルト:ソナタ第4番イ短調D537第1楽章

辰田有理子
グラナドス:演奏会用アレグロ

吉田早織
ラヴェル:ソナチネ第1楽章

西川舞
ラヴェル:クープランの墓より
プレリュード、トッカータ

安藤あす花
ラフマニノフ:練習曲”音の絵”より
作品33-5、作品39-5

田伏真梨子
ショパン:バラード第4番作品52

石原安曇
ブラームス:自作主題による変奏曲作品21-1

吉村朋代
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオ―ゾ作品14

矢野志保美
バッハ:フランス組曲第3番より
アルマンド、ジ―グ
ショパン:バラード第1番作品23

(賛助出演)笠原咸子
シューベルト:ソナタ第19番ハ短調D958
第3楽章、第4楽章

ルカス・ロレンツィ
笠原純子
モーツァルト:ソナタ ヘ長調KV377

会場でのアンケートでは、”素晴らしい演奏嬉しく心にしみつきます””レベルの高さにびっくりしました。・・本当にピアノを頑張りたいと思いました””感動いたしました。他の用事があったのですが、こちらに来て幸せでした”その他、多くのご反響を頂きました!

2013-03-20 | 記事へ |
2013年01月25日(金)
NEW YEAR GALA CONCERT
2013年1月20日(日)兵庫県立芸術文化センター小ホール
2台のピアノ、ピアノソロ、フルートとピアノ、ソプラノとリュート、フルートとギターと、様々な組み合わせで、多くのお客様にお越しいただき、熱い熱気にみちたホールにて華やかにニューイヤーガラコンサートが開催されました。

ルカス・ロレンツィと笠原純子の演奏はこちら!

”ウィーンで聴いているモーツァルトのようでした””フルートは人の声みたいで、ぴったりと絶妙に合ったデュオだった””幸せ~な気分になりました。”等々、多くのご好評お寄せ頂いてます。

<出演>高橋美穂(ピアノ)、高橋麻里(ピアノ)、小林未季(ピアノ)、井上朋子(ピアノ)、白井絢子(ソプラノ)、都筑麻衣子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)、平井満美子(ソプラノ)、佐野健二(リュート)、増井一友(ギター)、山村有佳里(フルート)、高橋小牧(ピアノ)、木下千代(ピアノ)、中村勝樹(ピアノ)
<曲目>モーツァルト:ソナタK.377、ラフマニノフ:組曲第2番より、他

2013年01月15日(火)
京都女子大学ニューイヤーコンサート2013
2013年1月14日(月・祝)京都コンサートホール大ホール
その名もPiano!Piano!!Piano!!!と題された、京都女子大学のニューイヤーコンサート。

新春らしく華やかで、スパイスのきいた曲目により、ソプラノとピアノ、バリトンとピアノ、2重唱とピアノ、ピアノ独奏、ピアノ連弾、1台6手、2台4手、2台8手、1台8手・・と、ピアノの可能性が幅広く繰り広げられた演奏会となりました。

”とても楽しそうな演奏者の人たちから、チャーミングな音楽が伝わってきました””珍しい曲が沢山聴けてよかった””1台8手は、面白いのにばっちり合っていてさすがと思いました”その他、多くのご反響をお寄せいただきました!

<出演>大谷正和(ピアノ)、土居知子(ピアノ)、田中純(バリトン)、ガハプカ奈美(ソプラノ)、笠原純子(ピアノ)、佐野えり子(ピアノ)、桑早穂子(ピアノ)、木崎春菜(ピアノ)、楠瀬智己(ピアノ)
<曲目>シュトラウス:「こうもり」序曲、ラフマニノフ:ロマンスとワルツ、リスト:メフィスト・ワルツ第1番、シュトラウス:宝のワルツ、大栗裕:私の中に、新春讃歌、長谷川良夫:み仏はほほえみて、井上一朗:弥陀大悲の誓願を、モーツァルト=グリーグ:ソナタハ長調、カプースチン:ディジー・ガレスピーの”マンテカ”によるパラフレーズ、ヴァーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲、ラヴィニャック:ギャロップマルシュ

2013-01-15 | 記事へ |
2012年12月23日(日)
第114回”笠原純子ピアノリサイタル”
2012年12月23日(日)今年もあと1週間、師走のあわただしい時期のサロンコンサートにもかかわらず、北の国の作曲家の熱い作品によるピアノリサイタルに、沢山のご来聴をいただきました。

プログラムは、オーロラのような音色のスクリャービンと白夜の光のようなグリーグ。

スクリャービンは初期の作品ながら独自のひらめきが豊かに展開されるピアノ作品、グリーグは、安藤あす花さんのピアノソロパートによる協奏曲で共演です。

”スクリャービンは、ロシアだなと思った。広くて、妖しくきらきらしていた。””グリーグを久しぶりにきいてとても懐かしかったし、素晴らしかったです。2台のピアノもまた、面白いと思いました。””CDと違って、体全体に音とエネルギーが入ってきて、生はいいなと感動しました。”等々、多くのご反響をお寄せいただきました。

素敵なクリスマスのプレゼントも沢山いただき、コンサート後もお茶とお話が続くひとときとなりました。

今年も毎回の演奏会に温かいご支援を賜り、本当にありがとうございました。お寒さ厳しくなる折、皆様お身体にお気をつけて、良いお年をお迎えください!

<出演>笠原純子、安藤あす花
<曲目>~オーロラと白夜~
スクリャービン:12のエチュード作品8
ワルツ 作品38
幻想曲作品28
詩曲作品32-1
(ピアノソロ 笠原純子)
グリーグ:ピアノ協奏曲 作品16
(2台のピアノ 安藤あす花&笠原純子)

*番外*
第87回音楽室コンサート~笠原純子ピアノリサイタル~
千葉県八千代市勝田台文化プラザ・2階音楽室
2012年12月1日(土)
今冬1番の寒さとなった冷たい雨の後の晴れ間に、オール・スクリャービンのリサイタルがおこなわれました。”難しいテクニックにもかかわらず太くて長いラインを作るのは難しいのに、それが素晴らしくてとても感心しました””解説を聞いて、曲に親しみを持てました””鋭いガラスが光を受けていろんな色に輝いているみたいで、どの曲も集中力があってあっという間だった”他、沢山のご好評を頂きました。
<出演>笠原純子
<曲目>スクリャービン:12のエチュード作品8、ワルツ作品38、幻想曲作品28 (アンコール)詩曲作品32-1

2012-12-23 | 記事へ |
2012年10月24日(水)
”チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団&笠原純子”
2012年10月23日(火)大阪公演
<於>ムラマツリサイタルホール新大阪
京都公演に続き、チェコ・フィルの首席奏者らから構成される弦楽三重奏団の、大阪公演がおこなわれました。

前日からの大雨も止んだ夕方、ルーティンに流されることなく、1回ずつの音楽をよりよいものへと真剣に取り組むプロ意識に、高い集中力が発揮されます。

~リハーサルより~メンデルスゾーン:ピアノトリオ第1番第2楽章の動画!

”メンデルスゾーンは名曲だと知っていましたが、あんなによい曲に聴かせるとは。しびれさせられました。””目をつぶっていたら、まるで4人ではなく一つのものに聞こえました””ドヴォルザークも夢のようにすばらしくて、このひとときが終わってしまうのが残念だった”等々、多くのご好評をお寄せいただいております。

<出演>オタ・バルトシュ(ヴァイオリン)、ヤロスラフ・ボンヂェリーチェク(ヴィオラ)、フランティシェク・ホスト(チェロ)、笠原純子(ピアノ)

<曲目>
ドヴォルザーク・ファンタジー(弦楽三重奏曲)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調
アンコール ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌(ピアノ四重奏曲編曲:萩原俊雄)

2

2012年10月24日(水)
”チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団&笠原純子”
2012年10月21日(日)京都公演(第113回サロン振替)
<於>京都文化博物館 別館ホール
ヨーロッパの数あるオーケストラの中でも毎年ベスト10に選ばれる、名門チェコ・フィル。そのコンサートマスター・首席奏者ら、優れた音楽家たちで構成されたトリオの公演がおこなわれました。

澄みきった秋の空がすがすがしい午後、明治時代に建築された天井の高い重要文化財のホールにて、ドヴォルザークの名曲メドレーに続き、室内楽の名作によるプログラム。

その確かな高い実力と名声にもかかわらず、気さくで真摯な人柄を映すその音楽は、来日ごとにますます深まります。

”豊かな弦楽器の奥から聴こえてくるピアノの確かな響きが心にしみてまいりました””素晴らしい室内楽の魅力に浸ることができました””大好きな名曲!あまりの美しさに感動で涙が止まりませんでした”他、多くのご反響をお寄せいただきました。

<出演>オタ・バルトシュ(ヴァイオリン)、ヤロスラフ・ボンヂェリーチェク(ヴィオラ)、フランティシェク・ホスト(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>
ドヴォルザーク・ファンタジー(弦楽三重奏曲)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調
アンコール ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌(ピアノ四重奏曲編曲:萩原俊雄)

2012-10-24 | 記事へ |
2012年09月30日(日)
”デュオフェスティバル2012 part2”
2012年9月29日(土)<於>いずみホール(大阪)
台風接近中の夕方でしたが、素晴らしい音響を誇るホールで、ピアノ2台をはじめ、リート・デュオやヴァイオリン・ピアノのデュオなど、華やかなプログラムが繰り広げられました。

”2人の息の合ったハーモニーに感動し、エネルギーをいっぱい得ました””同じピアノなのに、奏者によって全然響き方が違うことがよくわかって、おもしろかった””いろいろな音色を楽しめました”
等々、多くのご反響を頂きました!

<出演>笠原純子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)、藤村匡人(バリトン)、長谷智子(ピアノ)、高橋小牧(ピアノ)、沖本ひとみ(ピアノ)、宮崎剛(ピアノ)、田所千恵(ピアノ)、佐野智子(ヴァイオリン)、甲斐洋平(ピアノ)、木村優子(ピアノ)、石川緑(ピアノ)、前田峰子(ピアノ)、田村映子(ピアノ)
<曲目>ラヴェル:スペイン狂詩曲 ほか

2012-09-30 | 記事へ |
2012年09月16日(日)
第112回 ”10周年記念コンサート ~ロマンティック・メロディー ~”
2012年9月16日(日)皆様の温かいご支援を受けながら1回1回を積み重ねるうちに、あっという間に10周年を迎えたIMAマエストロ・サロンコンサート。

3連休中の日曜日にもかかわらず、満席のお客様のお越しをいただき、熱気いっぱいの空間となりました。

10周年のご挨拶に続き

この日のために、藤野容子さんに編曲していただいた曲などを含むピアノデュオと

フルート・ピアノによる、3人のロマン派作曲家の名曲プログラム。

野の草木挿花を教えておられる田島麻知子さんの、凛とした花々が、少し早めの秋のすがすがしい空気を創って下さいました。

”心がほっこり癒されました””作曲家によって音色がガラッと変わるのでびっくりした””こんなに間近に迫力あるものを聴けて、幸せな気持ちになりました”等々、多くのご感想をお寄せいただきました。

あわただしい日々の中にも、音楽を通じて皆様と様々な時と思い出を共有できることに感謝を込め、これからも演奏させていただければと願っております。お越しになれなかった方々にも沢山のお祝いのメッセージと、お心こもったプレゼントを賜りました。ありがとうございました!

<曲目>メンデルスゾーン:歌の翼に、ピアノ三重奏曲第1番(2台ピアノ)、ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、スペイン狂詩曲、ドヴォルザーク:ユーモレスク、ピアノ四重奏曲第2番(2台ピアノ版 編曲:藤野容子)
<出演>笠原咸子(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)

2012年06月11日(月)
“作曲家シリーズ in ザ・フェニックスホール2012シューベルト”
2012年6月10日(日)
“作曲家シリーズ in ザ・フェニックスホール2012~シューベルト 笠原純子ピアノリサイタル”大阪・梅田のザ・フェニックスホールにて、オール・シューベルトのプログラムによる演奏会が行われました。

コンサートを監修されている音楽評論家・白石知雄氏のお話に始まり、天才シューベルトの深く広大な世界を、ピアノ曲・フルート曲の名作により旅するような午後です。”僕が悲しみを語ろうとすればそれは愛になり、僕が愛を語ろうとすると、それは悲しみになる・・”と語った作曲家の、あふれる楽想。

”シューベルトの音楽は天界の音楽だと感じた。上昇気流にのって連れてゆかれる気がした。””デリケートで温かく、優しいフルートの音色が良かった。””音楽が心に伝わってきてぐっと動かされ、何度も涙がこみ上げてきました。””今まで数え切れないほどこのソナタを聴いてきたけれど、あのように音色の豊かさでおもしろさを味わえ、押さないで流れる音楽を聴けたのは初めてのことで、とてもよかった。ソナチネも、ヴァイオリンソナタからの編曲がよく出来ていることが感じられ、もっと頻繁に演奏されるべき作品だと思った。(音楽評論家・藤田由之氏)””一音目から一瞬にして、最晩年のシューベルトの独特な世界が広がり、そこだ、という空間に包まれた。(同・白石知雄氏)”等々、多くのご好評を寄せていただいております。

<出演>白石知雄(監修・お話)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>シューベルト:ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D960、フルートとピアノのためのソナチネ ニ長調 D384、「しぼめる花」による序奏と変奏曲 D802 (アンコール)音楽によせて 夜と夢 3つのピアノ小品第2番

2012年5月27日(日)
アマデウス・サロン・コンサート・9
”フルートの午後 ドイツの風 ルカス・ロレンツィさんを迎えて”

京都・洛北の素敵なサロン、アーズローカスを会場に、ルカス・ロレンツィのフルートリサイタルを開催していただきました。お話を交えつつ、ドイツの空気をたっぷりと感じていただけるプログラムで、演奏後には階下のカフェにて皆さんでおしゃべりしながらのお茶とケーキが出されます。

”こんなにフルートがいろんな音色で大きく響くとは知らなくて、びっくりした。””知らない大曲ばかり続いて退屈するかと思ったけれど、最後まであっという間だった。””ぴったりとすごく息の合った贅沢なアンサンブルだった。”など、多くのご反響を頂きました。

<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>モーツァルト:フルートソナタ 変ロ長調K.378、ベートーヴェン:フルートソナタ 変ロ長調、シューベルト:ソナチネ ニ長調 D384、「しぼめる花」による序奏と変奏曲 D802 (アンコール)音楽によせて 夜と夢

2012-06-11 | 記事へ |
2012年05月20日(日)
第111回“シューベルトへの旅”
2012年5月20日(日)
オール・シューベルトのプログラムによる第111回、今回も満席のお客様にお越しいただき、熱気でいっぱいのサロンとなりました。

深い人生の旅が凝縮されているような晩年の作品、エネルギーにあふれた青年期の作品、苦悩の中から天才の刻印を残す作品・・と、短い一生のシューベルトの広大な世界の一端を、ピアノとフルートで。

”広い原野だったり、美しいものがあったり、未知の世界を浮遊しているような不思議な心になりました。””素晴らしい音の色と、柔らかかったり力強かったりの幅にびっくりしました””長い曲なのにあっという間に感じた”等々、多くのご反響を頂きました。

<出演>笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>シューベルト:ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D960、フルートとピアノのためのソナチネ ニ長調 D384、「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D802

2012-05-20 | 記事へ |
2012年04月23日(月)
第110回 ”中野洋子ピアノリサイタル”
2012年4月22日(日)第110回のサロンコンサートには、長年にわたり、桐朋学園大学講師として後進を育てられながら、東京を中心に活躍を続けていらっしゃるピアニスト、中野洋子さんをお迎えしました。

あいにくの激しい風雨の午後にもかかわらず、ご遠方からも含めて、その温かく知的なお人柄から生まれる音楽を楽しみにされる、多くのお客様にお越し頂きました。

様々な時代の聴きごたえある作品が、隅々まで良く練られ、しっかりした構築性と、大きなエネルギー、音楽に対する愛情にあふれた演奏で繰り広げられます・・。

”こんなに身近に良い空間で聴けて、贅沢なひとときでした””集中力と安定感に感心””真摯で力強い人柄を感じました”等々、多くのご反響を寄せられました。

出演:中野洋子(ピアノ)

曲目:モーツァルト:ソナタ 変ロ長調K.570、ベートーヴェン:ソナタ ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」、ドビュッシー:ベルガマスク組曲、矢代秋雄:ソナタ
アンコール ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女

2012年03月20日(火)
第109回 ”ATC京都・推薦コンサート”
2012年3月20日(火・祝)
肌寒いながらも晴天に恵まれた祝日の午後、京都市東部文化会館ホールにて、コンサートが開催されました。

IMAマエストロおよびATC京都で、奏者が楽器との一体感を得ながら豊かな表現を目指すために、ピアノとアレクサンダーテクニックを学ばれる皆さんの中から、推薦された12人の出演です。

格調ある雰囲気のホールで、様々な時代の名曲が、奏者の年代も様々に個性豊かな演奏で繰り広げられました。

お客様も昨年の推薦コンサートより増え、”盛りだくさんのプログラム、皆さん良い演奏で最後までいい気持ちで楽しみました。””去年からの成長ぶりがとてもわかり、面白かったし感心した””すてきな音楽に心が洗われました”等々、多くのご感想を頂きました。

出演:小倉由季菜、前田結花、吉田早織、西川舞、安藤あす花、外山智絵、田伏真梨子、
石原安曇、吉村朋代、掛井麻衣、矢野志保美、巽玲子(以上ピアノ)
賛助出演:笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)

曲目:ショパン:ワルツ遺作
ブラームス:ラプソディ作品79-1
シューベルト:即興曲作品90-3
ラヴェル:水の戯れ
プロコフィエフ:ソナタ第3番
ドビュッシー:ピアノのためにより「サラバンド」「トッカータ」
スクリャービン:幻想曲
ショパン:舟歌
シューベルト:即興曲作品142-3
ショパン:バラード第1番
ドビュッシー:忘れられた映像より「ルーヴルの思い出」
レシェティツキ:ショパンへのオマージュ
シューベルト:ソナタ第19番第1楽章
モーツァルト:フルートソナタK.378

2012-03-20 | 記事へ |
2012年01月30日(月)
第108回 ”ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル”
2012年1月29日(日)
雪のちらつく寒い日曜日、今年初めての山科サロンコンサートは、超満員で熱気あふれるフルートリサイタルとなりました。

ドイツの空気たっぷりの大曲を、ドイツ人奏者の感性と、ドイツの名器ヘルムート・ハンミッヒの音色で。

”それぞれの時代や作曲家によって、音色も変わり、雰囲気も変わり、感心しました””息が絶妙に合ったデュオというだけでなく、2人の奏者が、1つの同じ方向、高みにある音楽をめざしていることが伝わって、すごく良かった””音色がとても柔らかくて、それでいて迫力があってびっくりしました”その他、多くのご反響をいただきました。

曲目:バッハ:ソナタ ハ長調 BWV1033
モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K.378
シューベルト:ソナチネ第2番 イ短調D.385
(アンコール)シューベルト:”音楽に寄す”
出演:ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)

2012-01-30 | 記事へ |
2011年12月12日(月)
第107回 笠原純子ピアノリサイタル
2011年12月11日(日)良いお天気と、今回も多くのお客様にに恵まれた師走のリサイタルでした。

織りなされる絢爛な音色、ビロードのように重厚なテクスチュアにあふれ出る孤独感と憂愁、それらに打ち勝とうとするかのような情熱と力強い勇気、暗く寒いロシアの冬と、白夜の夏の草原・・ラフマニノフのピアノ名曲集。

”ピアノ協奏曲以外にも多くの名曲があることを認識しました””感傷的にならずに深くて、ロシアの音だと感じた。””音楽から元気をもらえました”等々、多くのご反響をいただいております。

最初から最後まで途切れない静寂の1つの空間に、沢山の音のエネルギーと興奮が広がった午後でした。皆様どうぞ楽しいクリスマスとよいお年をお迎えください!

<出演>笠原純子(ピアノ)
<曲目>ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」 作品33より第8番、前奏曲集 作品23より第2番、第4番、第5番、前奏曲集 作品32より第5番、第10番、第12番、ソナタ第2番 作品36(1931年改訂版)

2011年11月15日(火)
笠原咸子ピアノリサイタル 
2011年11月12日(土)15:00- 大阪・イシハラホール
淀屋橋・肥後橋からほど近い、クラシックな雰囲気がすてきなホールで、笠原咸子ピアノリサイタルが開催されました。

関西一円をはじめ、東京や中国・四国などからも多くのお客様がお越し下さって、ホールはほぼ満席。

ショパンの名曲・幻想曲にはじまり、練習曲集全24曲が、休憩をはさんで奏されました。

最後まで集中した力のある静寂の客席と、様々な音色や勢い・空気を持ったピアニストと、奇をてらわない正統派ショパンの音楽が、一体となったステージとなりました。

”体力も気力もものすごく必要であろうプログラムに、まっすぐ全身全霊で取り組まれる姿、感動して涙が何度も出てきました””混じりけのない、熟成したウイスキーを味わったみたいに異空間にゆくことができた””音楽は人生に必要なものだと、あらためて感じました”その他、大きなご反響をいただいております。

演奏会後も、演奏者とお客様の歓談が長く続いた午後となりました。

<曲目>ショパン:幻想曲作品49、練習曲集作品10、練習曲集作品25
(アンコール)前奏曲作品28より第6番、同第7番

2011-11-15 | 記事へ |
2011年10月30日(日)
第106回 ”笠原咸子ピアノリサイタル”
2011年10月30日(日)久々のIMAでのコンサートは、オール・ショパンプログラムによるリサイタル。

雨の日曜日でしたが、多くのお客様に恵まれ、サロンは満席となりました。

1曲ずつが宝石のように凝縮された世界を持つショパンのエチュードは、”技術(テクニック)”という言葉が、”芸術(テクネー)”を語源に持つことの意味を、改めて思い起こさせます。

”沢山の元気をもらいました””1度にショパンの練習曲を全部生で聴けて、感動した””研鑽を積み重ねることのエネルギーとすごさを感じました”等々、大きなご反響を頂きました。

そして今年もまた、いけばな作家の田島麻知子さんに、秋の趣き豊かな野花や草木による作品で、空間を華やかに彩っていただきました。

これはルカスの初作品。

<出演>笠原咸子(ピアノ)
<曲目>ショパン:幻想曲 作品49、12の練習曲 作品10(全曲)、12の練習曲 作品25(全曲)

<番外>2011年10月27日(木)
京都の先斗町にて、今年も恒例のフルートコンサートが開かれました。バッハやモーツァルトのフルートソナタに加え、ピアノソロによるリストもリクエストをいただきプログラムに。通な雰囲気の中、お店の空間全体が楽器になったような濃いひとときとなりました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>バッハ:フルートソナタ ト短調、モーツァルト:フルートソナタ 変ロ長調、リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、フルートとピアノによる日本のうた:初恋、七つの子、赤とんぼ、もみじ、ふるさと、浜辺の歌、この道、夏の思い出、からたちの花、浜千鳥

2011-10-30 | 記事へ |
2011年08月29日(月)
サマーミュージックフェスティバル大阪2011
 サマーミュージックフェスティバル大阪が、今年も大阪・いずみホールで開催されました。第14回目を迎えた今回は、小味渕彦之氏構成監修による第4弾で、<すべての道はリストに通ず!>というタイトルのもと、興味深いプログラムが8月の土日3日間にわたり繰り広げられました。

第1日 2011年8月20日(土)≪ナイスエイジはス・テ・キ!≫

第1日目は、長年、関西音楽界で活躍するベテランの音楽家による一夜。
人生経験や研鑽の深さを感じる音の滋味、長年の活躍を納得させるお人柄から現れる、存在感ある音楽を様々に味わうことができました。出演させていただいた笠原咸子のショパン(練習曲 作品10-1,10、幻想曲 作品49)にも、”エゴを超えたところにあるパワーを感じた””円熟の音楽とはこういうもののことをいうと思った”他、多くのご好評をお寄せいただきました。
出演:中井晟雅(バリトン)、宿谷苑生(ヴァイオリン)、関晴子、笠原咸子、池田洋子(ピアノ)、他

第3日 2011年8月28日(日)≪すべての道はリストに通ず!≫

生誕200年を迎えたリストがテーマの今回のフェスティバル。第3夜も、リストの作品を軸に、リストから影響を受けた作曲家や、リストが編曲した作品とそのオリジナルなどが、演奏されました。出演させていただいた笠原純子(リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」)にも、”ドラマティックで、すべての音に中身がある中からリストがたちのぼってきたと思った””大きなオーロラに包まれて、その動きを見るようだった”他、多くのご反響を頂きました。
出演:片桐聖子(オルガン)、木田雅子(ヴァイオリン)、畑儀文(テノール)、宮本聖子、明利美登里、富岡順子、河江優、城村奈都子、笠原純子、近藤達美、中村勝樹、酒井信(以上ピアノ)

各コンサート終了後には、ロビーにて東日本大震災義援金のための募金も行われました。

2011年06月19日(日)
”チェコフィルハーモニー・ゾリステン 笠原純子”(第105回振替)
6月18日(土)14:00- ヨーロッパのベスト10オーケストラに常に選ばれる実力と伝統を誇る、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。その首席奏者らからなるチェコ・フィルハーモニー・ゾリステンの、京都公演が京都府民ホール「アルティ」にておこなわれました。

素朴に本質をつかむような、独特の弦の音色が魅力的な各奏者の、プロフェッショナルなアンサンブルの力を間近に感じることができました。(この写真はリハーサル中です)

梅雨真っ最中の小雨にもかかわらず、満席に近いお客様にお越しいただき、熱い空気に包まれる午後。

”素晴らしいモーツァルトで、ずっと引き込まれた””きらきら生き生きとますが目に浮かぶようでシューベルトを堪能しました””アンコールは日本に寄せるメッセージのようで心に染みた”他、多くのご反響をお寄せいただきました。

<出演>ボフスラフ・マトゥシェク(ヴァイオリン)、オタ・バルトシュ(ヴァイオリン)、ヤロスラフ・ポンヂェリーチェク(ヴィオラ)、フランティシェク・ホスト(チェロ)、イルジー・フデッツ(コントラバス)、笠原純子(ピアノ)

<曲目>パッヘルベル:カノン、モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジ―ク、ピアノ協奏曲第12番(ピアノ六重奏版)、シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 (アンコール)成田為三作曲・萩原俊雄編曲:ピアノと弦楽のための六重奏”浜辺の歌”

2011-06-19 | 記事へ |
2011年05月23日(月)
第104回 ”ピアノデュオの午後”
2011年5月22日(日)朝からの大雨もコンサート前には止んで、2台のピアノによる午後は、満席のお客様のお越しを頂きました。

モーツァルトの協奏曲の2台ピアノ版と、今回のコンサートのために2台ピアノ版に編曲していただいたシューベルトの五重奏曲というプログラム。

”息のあった演奏で楽しめました””どの曲も素晴らしかった””きらきらと優雅で良い時間だった”等々、多くのご反響を頂きました。

今回も、収益金は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義援金とさせていただくことができました。

<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番K.414(ピアノ2台版)、シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」(ピアノ2台版 編曲:藤野容子)


番外:第70回音楽室コンサート~身近にクラシック~
2011年5月7日(土)
やちよ音楽室だよりご主催の千葉県でのコンサートで、”ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル”がおこなわれました。心配された余震もなく、最後まで集中してお聴き下さる多くの客様の静かで熱い空気の中、ドイツ作品の大きな曲を演奏させていただきました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>
ヘンデル:フルートソナタ ヘ長調作品1-11
ベートーヴェン:フルートソナタ 変ロ長調
シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲

2011-05-23 | 記事へ |
2011年04月17日(日)
第103回 ”ATC京都・推薦コンサート”
4月16日(土)IMAマエストロおよびATC(アレクサンダーテクニックセンター)京都で学ぶピアニストたちによる音楽会が、京都市東部文化会館にておこなわれました。

古典派、ロマン派、印象派、近代、と様々な時代の名曲が、年代も様々で、個性豊かな12人の演奏者によって繰り広げられました。

”長いコンサートなのに退屈せず、堪能しました””それぞれの奏者が、次々と様々な音色を出すのでびっくりした””磨かれている音楽だと感じました”等々、多くのご反響をお寄せいただきました。

今回もコンサートの収益金は、日本赤十字社を通じ、東日本大震災への義援金とさせていただきます。

<出演者と曲目>
小倉由季菜 ハイドン:ソナタ ト長調Hob.ⅹⅵ:27
前田結花  モーツァルト:ロンド ニ長調K.485
藤原美優  ドビュッシー:月の光
西川舞   ショパン:バラード第3番
安藤あす花 ショパン:スケルツォ第2番
朝香友貴  プロコフィエフ:ソナタ第1番
石原安曇  スクリャービン:ソナタ第2番
吉村朋代  シューベルト:ソナタ イ短調D.845より第1楽章・第3楽章
斎藤至   ブラームス:ピアノ小品作品119より第2番・第4番
矢野志保美 前奏曲集第2巻より ヴィーノの門、ヒースの茂る荒地、花火
巽玲子   ショパン:バラード第1番
笠原咸子  ショパン:幻想曲

2011年03月28日(月)
第102回 ”ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル”
2011年3月27日(日)多くのお越しを頂いた、ドイツの作曲家の大曲によるフルートリサイタル。このたびの大震災で犠牲になられた方のご冥福と、被災地の皆様へのお見舞いの祈りを込めた演奏となりました。

”フルートの音が自然に流れ、息つぎに気がつかないほどなので、音楽に心地よく引き込まれました””それぞれの曲が全く違うスタイルということがよくわかった””息がぴったりで、シューベルトは強いドラマが感じられた”等々ご反響を頂き、3か月ぶりのサロンは静かなエネルギーに包まれました。

コンサートの入場料は、日本赤十字社を通じて義援金とさせていただきました。原発の問題も収束しない中、よりよい社会のための意識を持った行動の選択をもって、自らの周りからできる小さなことを重ねてゆければと願っています。

春の爽やかな香りいっぱいのチューリップとスイートピーをいただきました!

<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>ヘンデル:フルートソナタ作品1-11 ヘ長調、ベートーヴェン:フルートソナタ 変ロ長調、シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲
(アンコール)シューベルト:音楽に寄せて

2011-03-28 | 記事へ |
2011年01月30日(日)
ニューイヤーコンサートおおさか2011 (第101回振替)
2011年1月29日(土)ザ・シンフォニーホール(大阪)
お天気にも恵まれた土曜日の午後、阪神音楽協会主催のニューイヤーコンサートがおこなわれ、ベートーヴェンの”合唱幻想曲”のピアノソリストに、笠原純子が迎えられました。ピアノ、オーケストラに加え、6人の独唱、総勢200名もの合唱団も入り、後の”歓喜の歌”合唱付き「第九」交響曲の先駆けとなった名作が第1部で演奏され、第2部はウィンナーワルツやオペラ名歌が新年コンサートらしく繰り広げられました。”ベートーヴェンは、これまでそのよさがわからなかったけれど、今日は、ピアノ独奏の初めから吸い込まれるように素晴らしさを感じた。もっと聴きたいと思った。””素晴らしいホールで、圧巻の素敵な音楽を聴くことができました。”他、多数のご感想をお寄せいただいております。1月のサロンコンサート(第101回)はこの演奏会に振替させていただき、サロンのお客様も多数ご来聴下さいました!
<出演>泉庄右衛門(指揮)、大阪フィルハーモニー交響楽団、笠原純子(ピアノ)、トーマス・マルクス(テノール)、泉規子(メゾソプラノ)、加藤真理子(ソプラノ)、小出京子(ソプラノ)、川﨑慎一郎(テノール)、落合庸平(バリトン)、「唱歌の学校」心のうた合唱団、天王寺商業高等学校コーラス部OB会(合唱)
<曲目>ベートーヴェン:合唱幻想曲、ヨハン・シュトラウス:美しく青きドナウ、プッチーニ:星は光りぬ、サン=サーンス:あなたの声にわが心は開く、他
2011-01-30 | 記事へ |
2010年12月20日(月)
第100回記念コンサート
12月19日(日) 地域に根差した音楽を・・と始まった毎月の山科サロンコンサートも、熱心にお聴き下さるお客様の輪が広がって8年を超え、今月100回目を迎えることができました。

当初は、これほど毎月楽しみにしているとおっしゃってくださる方が増えるとは想像もしていなかったことで、とてもうれしく感謝の念で一杯です。

暖房の必要がないくらい熱気にあふれた超満員のサロンコンサート。写真に撮りきれていないほど多くのお花やケーキ、はたまたピアノの調律まで、温かいお心のこもったお祝いのプレゼントにあふれました。

フルート・ピアノの独奏、ピアノデュオ、6手連弾、2台8手といった様々なアンサンブルで、太陽のような明るさを持つハ長調、堂々とした力強いハ長調、苦悩を突き抜けた先の晴れやかなハ長調、シンプルで軽やかなハ長調、祝典的で華やかなハ長調・・と、ハ長調をキーポイントにしたプログラムが繰り広げられました。

”いい時間が持てました””優しそうな奏者が力強い音で弾かれてびっくりしました””名人の域だったと思う””本当にどれも楽しかった””最後の曲は、ピアノの可能性に圧倒されました”等々、多くのご感想をお寄せいただきました。

時間の都合上、今後の開催頻度を少なくせざるを得ないのですが、”本物の音楽を”という趣旨をもう一度胸に、1回ずつを大切に、より高い質の演奏を求めてゆきたいと願っております。これからもどうぞよろしくお願いします!
<出演>田伏真梨子(ピアノ)、掛井麻衣(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>モーツァルト:ソナタ ハ長調K.14(ルカス・ロレンツィ、笠原純子)
ラフマニノフ:楽興の時より第5番、第6番(田伏真梨子)
ベートーヴェン:ピアノ、オーケストラ、合唱のための幻想曲 2台ピアノ版(笠原純子、笠原咸子)
ラフマニノフ:ロマンス、ワルツ(笠原純子、掛井麻衣、笠原咸子)
スメタナ:ロンド(笠原純子、笠原咸子、田伏真梨子、掛井麻衣)
ラヴェル:ボレロ(掛井麻衣、笠原咸子、田伏真梨子、笠原純子)
アンコール:きよしこの夜(笠原純子、掛井麻衣、田伏真梨子、笠原咸子)

2010年11月13日(土)
第99回 ”クラリネット・フルート・ピアノ ~ソロ/デュオ/トリオ~”
11月13日(土)久しぶりに土曜開催となったサロンコンサートは、ロシア・イタリア・ドイツ・日本・スイスの風土・言語感あふれる珠玉の小品が、繰り広げられました。

ピアノのソロに始まり、ゲストは愛知県立芸大講師他を務められるクラリネット奏者、ロムアルド・バローネさん。

クラリネットとフルート、ピアノのデュオ・トリオによる、ロマン派から現代曲までの幅広いプログラムに、”贅沢な時間でした!””いろんなセレナーデが聴けて面白かった””やはりCDを聴くのと違い、生の音楽は心が伝わっていいですね。”等々、多くのご感想を頂きました。

<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>ラフマニノフ:前奏曲作品23-2、4、5、リスト:ペトラルカのソネット第104番、ラ・カンパネラ(ピアノ)
モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイスより 愛のテーマ、初恋、ナポリ民謡:月夜のセレナーデ、クルティス:忘れな草、スパレッティ:讃美歌、門田展弥:子守歌、おとめが歌う野原に(クラリネット)
シューベルト:楽に寄せて、セレナーデ、夜と夢(フルート)
プフィッファー:セレナーデ形式の2人の会話(トリオ)

2010-11-13 | 記事へ |
2010年10月17日(日)
第98回 ”歌とピアノのコンサート”
10月17日(日)秋晴れの午後、沢山のお客様にお越しいただいた今回のサロンは、草木挿花作家・田島真知子さんの生け花の数々に彩られ、秋の野草の多様さに魅せられつつ音楽に浸ることができました。

前半はしっとりした艶やかさが魅力的なソプラノの世界。
ドイツ歌曲、日本歌曲、オペラアリアの中から、選りすぐりの素敵な作品の数々が、わかりやすいお話とともに様々な表情をもって繰り広げられました。

後半は、ショパンのすばらしい芸術作品である練習曲集の中から、有名なタイトル付きの番号を中心に7曲が、円熟のピアノで演奏されました。

”いろいろな曲想で、全てに良く合った声だった。聴きたかった曲を生で聴けました。””迫力に圧倒されました。すばらしい作品が伝わりました。”等々、多くのご反響を頂きました。

<出演>末永悦子(ソプラノ)、笠原純子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>シューベルト:楽に寄せて、秘密、R.シュトラウス:献呈、万霊節
小倉朗:小舟にて、成田為三:浜辺の歌、石若雅弥:わたしと小鳥とすずと
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」より 女も十五になれば、カタラーニ:「ラ ヴァリー」より さようなら、故郷の家よ、ドヴォルザーク:「ルサルカ」より 月に寄せる歌(末永悦子、笠原純子)
ショパン:練習曲作品10より第3番「別れの曲」、第5番「黒鍵」、第12番「革命」
作品25より第1番「エオリアン・ハープ」、第7番、第11番「木枯らし」、第12番「大洋」(笠原咸子)

2010-10-17 | 記事へ |
2010年09月20日(月)
第97回 ”音の花束”
9月19日(日)三連休の中日の午後、渋滞にもかかわらずお越しいただいたお客様もお迎えし、バロックから前古典、近代という様々な時代、イタリア、ドイツ、アルゼンチンの作曲家というように、スタイルの違った作品が、ピアノとフルートで繰り広げられました。

南米のリズム感あふれる華やかさとパワー、協奏曲のきらびやかさと宗教的な深み、フリードリヒ2世の宮廷を彷彿とさせる優雅な曲線の音楽・・と、曲毎に違った雰囲気が広がりました。

「迫力がありました」「心にしんしんと沁み渡った」「毎月の楽しみです」等々ご感想をいただきました。”音の花束”の今回はサロン8周年を迎え、素敵な香りいっぱいのお花束もいただきました!

<出演>矢野志保美(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>ヒナステラ:ピアノソナタ第1番作品22(矢野志保美)
ペルゴレージ:フルート協奏曲ト長調(ルカス・ロレンツィ、笠原純子)
ベンダ:フルートソナタヘ長調、
カッチーニ:アヴェ・マリア(アンコール)

2010年08月23日(月)
第96回 シューベルトに寄せて
8月22日(日)
まだまだ続く猛暑のなか、今月も多くのお客様にお越しいただき、シューベルト・プログラムのコンサートが開かれました。

天才的な美しい旋律と転調の妙、ドイツ的な静けさと厚み、エネルギーの爆発・・シューベルトの素晴らしい音楽に寄せるひとときです。

「心に深く伝わるものがあった」「優しい音色に心が癒されました」「シューベルト独自の起伏が味わえた」多々のご感想をいただきました。

<出演>笠原咸子(ピアノ)、吉村朋代(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>シューベルト:ピアノソナタ イ短調D.845より第1・第3楽章(吉村朋代)
ピアノソナタ イ長調D.664(笠原咸子)
フルートとピアノのためのソナタ ト短調D.408、
アンコール:音楽に寄す(ルカス・ロレンツィ、笠原純子)

2010-08-23 | 記事へ |
2010年07月26日(月)
第95回 ”笠原純子ピアノリサイタル”
7月25日(日)オール・リストのプログラムで行われたリサイタルは、コスモポリタンな作曲家の、ピアノにオーケストラのような可能性を持たせた魅力が展開されました。37度の猛暑にもかかわらず、満席のお客様にも恵まれました。

”リストは技巧的に難しいということは知っていたけれど、こんなに感動するものとは知らなかった””体も腕も全然硬くなっていないのに、音にすごく迫力があって風景や感情が次々と沸き起こってきて最初から最後までひきこまれた””元のテキストがドイツ語、フランス語、イタリア語と変わるにつれ、曲調もガラッと変わって本当にびっくりした”等々、多数ご反響をいただきました。

<出演>笠原純子(ピアノ)
<曲目>リスト:愛の夢、巡礼の年第1年「スイス」より オーベルマンの谷、巡礼の年第2年「イタリア」より ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番、ダンテを読んでーソナタ風幻想曲、(アンコール)ラ・カンパネラ

2010-07-26 | 記事へ |
2010年06月21日(月)
第94回 ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル
6月20日(日)梅雨の真っただ中、朝には大雨が降って心配されたフルートリサイタルも、丁度コンサートの前後数時間はお天気にも恵まれました。

バッハ、ベートーヴェン、シューベルトの大曲という、ドイツ人作曲家たちの偉大な世界に、ドイツ人奏者による感性とドイツの銘器による響きで迫るひととき、ご遠方からもお越しを頂き、満席となったサロンは静寂と2つの楽器の音の波に浸されました。

”1曲目から、これぞ本物って思いました””息もぴったりのデュオですね””こんなに間近に聴けて贅沢な空間と時間でした”等、多くのご感想をいただきました。

<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>バッハ:ソナタ ト短調 BWV1020、ベートーヴェン:ソナタ作品24”春”、シューベルト:「美しき水車小屋の娘」より<しぼめる花>による序奏と変奏曲、セレナーデ(アンコール)

2010年05月17日(月)
第93回 ”ピアノ・ロマンティック”
5月16日(日)夏の訪れを思わせる午後、今回も多くの客様のお越しを頂き、シューベルトと、今年生誕200年を迎えたショパン、シューマン、来年生誕200年となるリストという作曲家の、ピアノのために書かれた盛期ロマン派の名曲の数々が繰り広げられました。
それぞれの奏者による持ち味と作曲家の世界が現れ、長いプログラムにもかかわらず、お客様も最後まで集中してお聴きくださいました。”美しくて引き込まれた””沢山知らなかったことを学べました””エネルギーに圧倒されました”等々、熱気にあふれたティータイムには多くのご感想をお寄せいただきました。<出演>石原安曇(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>シューマン:ソナタ第2番より第1、第2、第4楽章(石原安曇)
リスト:ペトラルカのソネット第104番、第123番(笠原純子)
リスト:愛の夢、シューベルト:さすらい人幻想曲、ショパン:幻想即興曲、エチュード”別れの曲”、”革命”(笠原咸子)
2010-05-17 | 記事へ |
2010年04月26日(月)
第92回 ”中野洋子ピアノリサイタル”
4月25日(日)桐朋学園大学などで優秀な後進を育てられながら、デビュー以来40年以上にわたってソロや室内楽で大きなキャリアを築かれているピアニスト・中野洋子さんによる、ピアノリサイタルがおこなわれました。

久しぶりに春らしく暖かな週末、サロンも満席で、熱気にあふれる午後。
モーツァルトの宇宙を感じさせるような音楽と、寺内園生氏の日本的な繊細さがきらめく作品という、異質の透明さをもったプログラムに、中野洋子さんの凛としながら温かいお人柄から醸し出される世界が重なり、滋味豊かなひとときとなりました。

<出演>中野洋子(ピアノ)
<曲目>モーツァルト:アダージョ ロ短調KV540、ソナタ ヘ長調KV533/494、ソナタ イ短調KV310、寺内園生:「メルヘンの国」より オルゴール、おねだり、ママ どこ?、キャンドルにまわる天使たち、初めてもらったエプロン、まいごの仔猫、おじいさんのお話、お留守ばん、お星さまのゆりかご、クリアー(全6曲 心の自由へ、子守歌、ラブリー、アット・ナイト、アクア、未知への旅立ち)、組曲「斑鳩」(全7曲 斑鳩の里、釈迦如来坐像、浄瑠璃の吉祥天、三面の阿修羅像、日光・月光菩薩、当尾の石仏、不空羂索観音)

[番外]
・3月27日 親子の楽しいコンサートIMAマエストロで学ばれる、井筒良子さん(ピアノ)のコンサート模様がアップされています。

・3月31日(水)18:00-
「神曲」の夕べ 演奏と朗読と映像のファンタジー 名古屋・千種文化小劇場

愛知県立芸術大学による、市民と学生のためのレクチャー&コンサートがおこなわれました。文学や芸術に大きな影響を与えた名作、ダンテの『神曲』の世界を、愛知県立芸大準教授・水野留規先生総合監修のもと、学生スタッフの皆さんの迅速で隅々までゆきとどいた運営の中、東京大学名誉教授・西本晃二先生、京都大学大学院教授・斎藤泰弘先生の解説でわかりやすく紹介され、物語に関する近現代の音楽、朗読劇、映像が、多くの愛知県芸大学生、大学院生、卒業生、教員、ゲスト演奏者によって広げられました。3時間近いコンサートにも関わらず、お客様が最後の曲まで真剣にお聴きくださる様子に、2009年度の授業・準備成果と、演奏者の皆さんのプロフェッショナルな音楽や朗読が伝わったことを感じ、うれしく思いました。
<出演>水野留規(語りと解説)、ポール・クラッブ(指揮)、
ロベルト・マッジョ(フルート)、ロムアルド・バローネ(クラリネット)、笠原純子(ピアノ)、高木彩也子(ソプラノ)、西脇麻衣(ピアノ)、中嶋真利子(ソプラノ)、佐藤光(チェロ)、村上詩織(ヴァイオリン)、増岡愛美(打楽器)、城田絵里子(打楽器)、他
<曲目>ウェルヒャー:ダンテ・ダンス、ストゥループ:われらは再び星々を仰ぎ見た、リスト:ダンテを読んで、コンソリ:ファンタジア・チェレステ、プッチーニ:ジャンニ・スキッキより「私の愛しいお父さん」、他

2010-04-26 | 記事へ |
2010年03月22日(月)
弟91回 ”スプリング・コンサート”
3月21日(日)”スプリング・コンサート”と題した3月は、今年度日本教育連盟オーディションや万里の長城杯国際音楽コンクール、ピティナ全国大会、日本クラシックコンクールなど複数のコンクールで受賞されたり、来年度海外留学を控えた奏者の皆さんにより、名曲の数々が繰り広げられました。春のエネルギーや美しさ、希望に満ちた曲想がそれぞれ皆さんのご共感を得、ヴァイオリンがオリジナルのスプリング・ソナタのフルート版も、”ヴァイオリンより春らしくてひきこまれました”等々ご好評いただきました。
<出演>辰田有理子(ピアノ)、矢野志保美(ピアノ)、池田加代子(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ショパン:バラード第1番(辰田有理子)、
プーランク:バッハの名による即興的ワルツ、即興曲、トッカータ(矢野志保美)、
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(池田加代子)、
ダンテを読んで(笠原純子)、ベートーヴェン:ソナタ第5番 作品24”スプリング・ソナタ”(ルカス・ロレンツィ、笠原純子)

2010年02月22日(月)
第90回 ”木管楽器のたのしみ”
2月21日(日)90回目のIMAコンサート、ゲストは愛知県立芸術大学講師他をつとめながら、ソロ・アンサンブルに人気のクラリネット奏者バローネさん。草木挿花作家・田島麻知子さんによる見事な生け花の数々にも華やかに彩られて、梅や水仙の甘い香りが漂う中、同じく木管楽器のフルートが加わり、さまざまなスタイルの曲が温かく深い響きと躍動感をもって繰り広げられました。”こんなに色々な響きが、クラリネットやフルートから出るとは知らなかった””毒気が洗い流されました!””素晴らしくて聞き惚れてしまいました”等々、和やかながら興奮に満ちた感想を頂きました。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>シューベルト:フルートとピアノのためのソナチネ遺作ニ長調、
クラリネットとピアノによるオペラアリア・パラフレーズ~
ヴェルディ:『アッティラ』、『運命の力』、ロッシーニ:『愛の妙薬』より「ひそやかな涙」、ベッリーニ:『ノルマ』より「清らかな女神よ」、ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』より「空では曙光がほほえみ」、
ショスタコーヴィチ:フルート、クラリネット、ピアノのための4つのワルツ、(アンコール)プッチーニ:『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」フルート、クラリネット、ピアノ版

2010-02-22 | 記事へ |
2010年01月31日(日)
 “フィルハーモ二ア・カルテット ベルリン”演奏会 
2010年1月21日(木)19:00-
第89回サロンは、京都コンサートホール小ホールでの演奏会に振り替えとなりました。世界の最高峰オーケストラであるベルリン・フィルの第1コンサートマスター、第2ヴァイオリン首席奏者、第1ソロヴィオラ奏者ら、そうそうたるトップメンバーによって結成された”ベルリンフィル最高の4人組”と称される弦楽四重奏団の、京都公演。500人に近い満席の熱気の中、プレッシャーと誇りを音楽への集中力に変える、一流のプロ魂を間近に見られる夜となりました。”ハイドンはハイドン、モーツァルトはモーツァルトそのもののスタイルを表せてさすが。後半のシューマンは、交響的で生き生きと皆が楽しそうに弾いてられ、感動しました。””鳥肌立ちました。シューマンの優しさ、苦悩、躍動感あふれるメロディ、ハーモニーを5人でアンサンブルされて、素晴らしい演奏でした””皆が少しも力むことなく、楽に弾いてらっしゃったので、バランスも素晴らしく誰のどんな細かい動きも聴き取れ、楽譜が目に浮かぶようでした。それでいて迫力も充分で、釘づけになりました”その他沢山の反響をお寄せいただき、多くのご来聴と合わせ、深く感謝申し上げます。
<出演>ダニエル・シュターブラヴァ(第1ヴァイオリン)、クリスティアン・シュターデルマン(第2ヴァイオリン)、ナイトハルト・レーザ(ヴィオラ)、ディートマール・シュワールケ(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ハイドン:弦楽四重奏曲「皇帝」、モーツァルト:弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」、シューマン:ピアノ五重奏曲、(アンコール)シューマン:同3楽章
2010-01-31 | 記事へ |
2009年12月21日(月)
第88回 年末コンサート
12月20日(日)早いもので今年もあとわずかとなった年末のコンサート。何かと気ぜわしい時期にもかかわらず、たくさんのお客様ににお越しいただき、ご一緒に、音楽をとおして1年を振り返る午後となりました。あわただしい最中にしんみりと音楽に浸って、豊かな時間になりました、エネルギッシュな曲のすばらしさに勇気づけられた、というご感想に、奏者も力づけられました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください!
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:ノクターン遺作、子犬のワルツ、リスト:カンパネラ(笠原純子)
リスト:愛の夢、ショパン:エチュード「別れの曲」、「革命」(笠原咸子)
シューマン:ピアノ五重奏曲<ピアノ2台版、編曲:藤野容子>(笠原純子・笠原咸子)
バッハ-グノー:アヴェ・マリア、ドヴォルザーク:ユモレスク、ピアソラ:オブリビオン(ルカス・ロレンツィ・笠原純子)<番外>11月29日(日)14:00-
広島・ふくやま美術館にて、読売新聞社、イタリア文化会館他主催「イタリアの印象派マッキアイオーリ展」のクロージングコンサートがおこなわれました。全館にみなぎる温かさと、多くの方々の息遣いが伝わる素敵な空間での、美術と音楽のコラボレーションが生まれ、熱いご反響をいただきました。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>オペラアリア・パラフレーズ集~ロッシーニ:セヴィリアの理髪師、ヴェルディ:運命の力、アッティラ、ベッリーニ:ノルマ、イタリア民謡~忘れな草、月夜のセレナーデ、モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイスより「愛のテーマ」「初恋」、ピアノソロ:ショパン:ノクターン、ドビュッシー:月の光、他
2009年11月14日(土)
第87回 7周年記念コンサート
サロンコンサートの7周年を記念して、たくさんのお客様を迎え、ゲストとして、いずみシンフォニエッタ大阪メンバーであり、ソロ、室内楽、オーケストラ奏者として現在大活躍中の、井上隆平さんと日野俊介さんが出演してくださいました。ドビュッシーの作品に焦点を当て、ピアノソロと、ロマンティックな室内楽の名作、ピアノ三重奏というプログラム。”今まで、三重奏というと遠くの舞台でやっているイメージがあったけれど、臨場感にあふれ、圧巻でした””コンビネーションが抜群だった””パワーに圧倒されました”他、多数のご感想を頂きました。
<出演>井上隆平(ヴァイオリン)、日野俊介(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>ドビュッシー:月の光前奏曲集第1巻、ピアノ三重奏曲ト長調
<番外>
・10月29日(木)19:30-京都・先斗町レッドストーン
フルートとピアノによる秋の夜コンサートが開かれました。美味しいお食事に加え、辛口のワインと食後のコニャック、のような曲目で、お店いっぱいにお越しいただいた皆様と明るく盛り上がったひとととなりました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>シューベルト:しぼめる花による序奏と変奏曲、ドビュッシー:月の光、チャイコフスキー:ロマンス、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、他・11月12日(木)19:30-新大阪ムラマツリサイタルホール
木曜リサイタル・作曲家シリーズ”ドビュッシー”が、評論家・白石知雄先生の、音楽への愛情いっぱいの楽しい司会でおこなわれました。”ドビュッシーの美しさが極められた曲に涙が出てしまいました””何より、楽しそうな演奏者の姿に引きいれられた”ひとときのオアシスとなりました”等々、多くのご感想頂いております。ありがとうございました。
<出演>笠原純子(ピアノ)、井上隆平(ヴァイオリン)、日野俊介(チェロ)
<監修・お話>白石知雄(音楽評論)
<曲目>ドビュッシー:ピアノ前奏曲集第1巻、ピアノ三重奏曲ト長調、(アンコール)月の光
2009-11-14 | 記事へ |
2009年10月11日(日)
第86回”珠玉のピアノ名曲集~ショパンとドビュッシー~”
10月11日(日)晴天に恵まれた爽やかな午後、時代を超えて愛聴され続ける名曲の数々が、4人の奏者によって繰り広げられました。”風景が脳裏に浮かんできました””若い人のエネルギッシュな演奏もよいものだと感動しました”等々ご感想頂き、それぞれのピアニストの個性も豊かに印象付けられました。
<出演>丸尾晃久、赤星南三子、井筒良子、笠原純子(ピアノ)
<曲目>ドビュッシー:デルフィの舞姫たち、帆、野を渡る風、音とかおりは夕暮れの大気に漂う、アナカプリの丘、雪の上の足跡、西風の見たもの(笠原純子)、喜びの島(井筒良子)、ショパン:英雄ポロネーズ(丸尾晃久)、スケルツォ第3番、マズルカ作品33-4、幻想ポロネーズ(赤星南三子)<番外>
・10月4日(日)14:00-東京TOMONO HALL 笠原純子・笠原咸子ピアノデュオリサイタル
さわやかな秋晴れの日曜日、満席のお客様を迎え、静かな集中と熱気、後期ロマン派から近代にかけての傑作の成熟したピアニズム、織り成される音の世界が広がりました。”ピアノの持つ可能性にびっくりした””各奏者の性格が出ていておもしろかった””演奏を聴いた子供が、将来ピアニストになりたいと言っています”等、多数のご感想をお寄せ頂きました。
<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>プーランク:シテール島への船出、「仮面舞踏会」によるカプリッチョ、レーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲、インファンテ:アンダルシア舞曲、ラフマニノフ:組曲第2番(アンコール)アレンスキー:ロマンス、コケットな女
2009-10-11 | 記事へ |
2009年09月13日(日)
第85回 ピアノデュオリサイタル
9月13日(日)15:00- 第85回は、京都・青山音楽記念館(バロックザール)での演奏会に振り替えとなりました。ほぼ満席のお客様の熱気に、ホールの優れた音響も相まって、2台のピアノのための作品の素晴らしい力を感じることの出来たひとときでした。「新しい形のデュオ、ならではのデュオ」「お互いを引き立てあう感じでとてもよかった」「それぞれの作品のスタイルが明確に伝わって構成力もすばらしく、思う存分に楽しむことが出来ました」「二人の奏者に自己顕示がなく、ただひたすら音楽に向き合う姿に心を揺さぶられた」その他沢山のご感想をお寄せ頂きました。
<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>プーランク:シテール島への船出、「仮面舞踏会」によるカプリッチョ、レーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ 作品86、インファンテ:アンダルシア舞曲、ラフマニノフ:組曲第2番 作品17、(アンコール)アレンスキー:組曲第1番より ロマンス、組曲第2番より コケットな女
2009年08月23日(日)
第84回 ”ピアノデュオリサイタル”
8月23日(日)今回は長めの1時間半ほどを、全て2台のピアノによるプログラムで、久しぶりのピアノデュオリサイタルとなりました。ピアノの持つ大きな可能性を感じることが出来た、奏者の音の違いや共通点、音楽の一体感を楽しめた、等々のご感想をいただき、重厚なプログラムでしたが、集中してお聴き下さる皆様と一緒に音の世界に浸った時間となりました。
<出演>笠原純子(ピアノ1)、笠原咸子(ピアノ2)
<曲目>プーランク:シテール島への船出、「仮面舞踏会」によるカプリッチョ、レーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ、インファンテ:アンダルシア舞曲、ラフマニノフ:組曲第2番
2009-08-23 | 記事へ |
2009年07月19日(日)
第83回 ”ロシアン・ロマンティック~広大な小品~”
7月19日(日)
様々な音楽のスタイルシリーズ第3回は、厳しい気候と雄大な風土、重厚な音の伝統にはぐくまれた、ロシアの作曲家がテーマでした。時間的には短い小品であっても、壮大さを感じさせ、かつ気品あふれる名曲の数々を楽しめたとのご好評をいただき、集中した静寂のひとときとなりました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>アレンスキー:ロマンス(組曲第1番)、コケットな女(組曲第2番)、ラフマニノフ:組曲第2番(笠原純子、笠原咸子)
グリンカ:ノクチュルヌ、A.ルービンシュタイン:ヘ長調のメロディ、チャイコフスキー:ロマンス、リムスキー=コルサコフ:ロマンス(シェエラザード)、インドの歌、ラフマニノフ:ヴォカリーズ(ルカス・ロレンツィ、笠原純子)
2009-07-19 | 記事へ |
2009年06月21日(日)
第82回 ”ドイツ・構築とファンタジー ~変奏曲~”
6月21日(日)梅雨空が心配されたお天気ももち、ドイツの合理的な構築性と、その一方であふれるロマンティックな幻想が楽しめる変奏曲の数々をお届けしました。作曲家の才能が輝く超絶技巧と、全身を包み込む豊かな音の世界を楽しめた、とのご好評をいただき、しっとりとしたひとときとなりました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<曲目>モーツァルト:主題と変奏(フルートソナタ ト長調K.379 2楽章)、シューベルト:美しき水車小屋の娘より≪しぼめる花≫の主題によるフルートとピアノのための序奏と変奏D802(Op.post.160)、レーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ作品86
2009年05月24日(日)
第81回 フランスとスペインの洒脱~舞曲を中心に~
5月24日(日)様々な国・風土・言葉に培われた音楽の多彩なスタイルをお届けする3回連続シリーズ、第1回目の5月は、エスプリとダンディズムにあふれたフランスとスペインの、魅力的な名曲の数々が、繰り広げられました。新型インフルエンザの影響下、消毒液とマスクを配布してのコンサートで、お客様も少なめでしたが、ゆったりとした空間の中、色彩感あふれシャープなラヴェル、洒落気たっぷりのプーランク、情熱的なインファンテの世界を、熱心にお聴きいただく密度の濃い時間となりました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、石原安曇(ピアノ)、服部和揮子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>プーランク:シテール島への船出(2台のピアノのためのワルツ・ミュゼット)、「仮面舞踏会」によるカプリッチョ、(笠原純子、笠原咸子)、愛の小径(ワルツの調べ)、ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ルカス・ロレンツィ、笠原純子)、ソナチネ(石原安曇)、クープランの墓より プレリュード、フーガ、フォルラーヌ、トッカータ(服部和揮子)、インファンテ:アンダルシア舞曲(笠原純子、笠原咸子)
2009-05-24 | 記事へ |
2009年04月26日(日)
第80回 中野洋子ピアノリサイタル
4月26日(日)第80回は、桐朋学園大学その他でのご指導をされながら、今年演奏活動40周年を迎えられたベテランピアニスト・中野洋子さんによる、ピアノリサイタルがおこなわれました。オール・シューマンの興味深いプログラムもさることながら、円熟の芸術家による演奏を聴く喜びを、満喫できる午後となりました。
<出演>中野洋子(ピアノ)
<曲目>シューマン:〔こどものためのアルバム〕作品68より、
間奏曲集 作品4(全6曲)、
アラベスク 作品18、
交響的練習曲(遺作付き)作品13
2009-04-26 | 記事へ |
2009年03月15日(日)
第79回 春のひびきコンサート
3月15日(日)同志社女子大学、兵庫県立西宮音楽高校その他でのご指導と、演奏活動で多忙にご活躍中の、実力派ヴァイオリニスト中田潔子さんをはじめ、新鋭からベテランまでの演奏が、繰り広げられました。フレッシュな息吹・きらめく音色のフランス印象派の音楽、深く偉大な世界を感じられるドイツのロココとロマン派の名作などで、心温まる春の午後となりました。

<曲目>C.P.E.バッハ:フルートソナタ ト長調(フルート;ルカス・ロレンツィ、ピアノ;笠原純子)、
ドビュッシー:月の光(ピアノ;藤原美優)、
ラヴェル:蛾、悲しい鳥たち(ピアノ;吉村朋代)、
リスト:ソナタ風幻想曲(ピアノ;笠原純子)、
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番(ヴァイオリン;中田潔子、ピアノ;笠原咸子)

2

2009年02月28日(土)
第78回 笠原純子ピアノリサイタル
2月22日(日)
昨年9月にもご好評を頂いた笠原純子によるピアノリサイタル、今回は、シューベルト、ショパン、リストの大変有名な作品によるプログラムで沢山のお客様を迎えておこなわれました。名曲の美しい調べや力強さ、様々な陰影を堪能できるひとときとなったと、多くのご反響をいただきました。
<出演>笠原純子(ピアノ)
<曲目>ショパン:バラード第1番、ノクターン作品27-1、作品48-1、アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ、シューベルト:即興曲、リスト:愛の夢、ハンガリー狂詩曲第12番・番外 帝国ホテルの音楽会 チャペルコンサート
”珠玉の名曲を訪ねて 笠原純子ピアノリサイタル”
2月27日(金)19:00-帝国ホテル大阪チャペル
コンサートホールとはまた違った趣きのなか、ほぼ満席のお客様にご来聴いただきました。作曲家によって異なる多彩な音色、きらめく音のヴィルトゥオージティやピアノからチャペルの隅々まで発せられる力量感・・等々、多くのご感想をいただき、アンコールのリスト・カンパネラ、バッハ・アダージョにいたるまで、ご高評得ました。
2009-02-28 | 記事へ |
2009年01月18日(日)
第77回 ~新春コンサート~
1月18日(日)あいにくのお天気にもかかわらず、多くのお客様のお越しをいただき、新年のコンサートには、5人の奏者が登場しました。クラシックの名曲のピアノやフルート演奏に加え、良く知られた日本歌曲のメロディーから創られたピアノ独奏曲が、しっとり香る音色で奏でられ、演奏される機会の珍しいベートーヴェンの少年期のピアノソナタが、明るく優雅に奏されるなど、新春らしい、はなやぎのひとときとなりご好評いただきました。
<出演>池田加代子、加藤雅子、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>リスト:愛の夢、ラ・カンパネラ、ハンガリー狂詩曲第12番(笠原純子)
平井康三郎:幻想曲「さくらさくら」、山田耕筰:からたちの花(池田加代子)
ベートーヴェン:選帝侯ソナタ変ホ長調WoO47-1(加藤雅子)
シューベルト:ソナチネ 遺作イ短調D385(ルカス・ロレンツィ、笠原咸子)
2009-01-18 | 記事へ |
2008年12月14日(日)
第76回 ~クラリネットとフルートによるコンチェルタンテ・協奏~
12月14日(日)愛知県立芸術大学の講師をつとめられながら、リサイタル、室内楽、協奏曲など演奏活動を展開されている、クラリネット奏者ロムアルド・バローネさんをゲストに迎え、テーマは”協奏”。華やかで技巧を要する曲の数々が、その難しさを感じさせない力量としっかりとした様式感のある音楽性で繰り広げられ、今年最後のサロンコンサートが盛り上げられました。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目>ショパン:ピアノと管弦楽のためのアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 作品22(ピアノ独奏版)、モーツァルト:フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調K.315、ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタンテ、ダンツィ:フルート、クラリネット、オーケストラのためのシンフォニア・コンチェルタンテ

2008年11月09日(日)
第75回 林 俊武コントラバス・リサイタル
11月9日(日)大阪フィルのトップ奏者を今年の定年まで長く務められ、相愛大学、大阪音楽大学他での教鞭に加えて演奏活動に多忙きわめるコントラバス奏者・林俊武さんと、同じく第一線で幅広く活躍されているピアニスト・黒瀬紀久子さんをゲストに迎えました。超絶的な技巧を要する盛り沢山なプログラムも、卓越した表現力で、あっという間のひととき。温かいお人柄や音楽家としての経験の深さを聴く愉しさを感じさせる演奏が、繰り広げられました。
<出演>林 俊武(コントラバス)、黒瀬紀久子(ピアノ)
<曲目>ミシェック:ソナタ第1番 イ長調 、グラナドス:歌劇「ゴイエスカス」より 間奏曲、アンダルシア Op.37-5、モンティ:チャルダッシュ、クーセヴィツキー:コントラバス協奏曲 Op.3

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2008年10月19日(日)
第74回 ~ルカス・ロレンツィ フルートリサイタル~
10月19日(日)
サロンコンサートも7年目に入り、記念の連続ソロリサイタルの第2弾は、ルカス・ロレンツィによるフルートリサイタル。大きな作品の並ぶプログラムで、ドイツ人奏者とドイツのひびきの伝統で造られたフルートならではの、ドイツ作曲家の世界に迫る演奏になりました。無理のない音の響きと様式感ある演奏にご高評頂き、アンコールではドイツ歌曲も飛び出し、美声との反響をいただきました!会場には、田島麻知子さんによる野の花の見事な生け花も沢山に飾っていただき、秋の美があふれていました。
<出演> ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目> バッハ:フルートソナタ ト短調 BWV1020、モーツァルト:フルートソナタ 変ロ長調 KV378、ベートーヴェン:フルートソナタ変ロ長調
<番外>
10月16日(木)に、NPO法人クラシックファンのためのコンサート主催リサイタルに、笠原純子が出演しました。大阪イシハラホールのリサイタル・ルームで毎月開催されているこのシリーズは今回も満席で、活気あふれる雰囲気に音楽が触発される感を受けました。
(http://www.classicfan.jp/hou790.html にコンサート報告がアップされています。)
2008-10-19 | 記事へ |
2008年09月14日(日)
第73回 笠原純子 ピアノリサイタル
9月7日(日)
サロン6周年に感謝を込めて、9月と10月は連続ソロリサイタル。第1弾は笠原純子のピアノによるプログラムで、重厚な作品を最後まで集中してお聴き下さる皆様の、静かな熱気にあふれたひとときとなりました。サロンらしい、弾き手と聴き手の交流の上に成り立った音の時間でした。
<出演>笠原純子(ピアノ)
<曲目>リスト:巡礼の年 第1年「スイス」より オーベルマンの谷、巡礼の年 第2年「イタリア」より ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲、スクリャービン:前奏曲、詩曲、幻想曲
<番外お知らせ>
・8月28日(木)ルカス・ロレンツィのフルートリサイタル(京都・先斗町レッドストーン)は、フルートソナタから映画音楽、日本のメロディまで盛り沢山のプログラムは、クラシックコンサートの枠を超えたような熱気と興奮に包まれたひとときになりました!・8月30日(土)いずみホール(大阪)のサマーフェスティバル2008での、笠原咸子の出演(モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲)もご高評のうち終了しました。当夜のトリを飾った室内楽で、べーゼンドルファーの奥ゆきと気品ある音をよく生かしたモーツァルトになり、奏者5人にブラヴォーの声と拍手が長く続きました。
<共演>大島弥州夫(オーボエ)、篠原猛浩(クラリネット)、東口泰之(ファゴット)、辻浩二(ホルン)・9月12日(金)ムジカーザ(東京・代々木上原)での”未来から来る演奏家を聴く会”リサイタルシリーズ第146回は笠原純子ピアノリサイタルでした。監修をされる音楽評論家・藤田由之氏のお話で格調高い進行のなか、会員の方も多く来られ、沢山の笑顔が印象的な客席からは、温かいエネルギーとブラヴォー!の声を頂きました。
2008年08月17日(日)
第72回 夏コンサート
8月17日(日)
厳しい残暑の中にもかかわらず、今回も多くのお越しを頂き、サロンはにぎわいました。アカデミーで学ぶ皆さんの中からの推薦演奏で、ブラームスの大変技巧的でかつ渋いワルツを味わいのある表現で魅せた丸尾君、ショパンの名作を濁りの無い透明さと温かさで演奏した田伏さん、きらめく多彩な音色でドビュッシーの世界を繰り広げた赤星さんと、それぞれ大好評でした。他にも、リスト作品やモーツァルトの素敵な編曲による名曲や、フルートによる日本の夏の調べなど、盛り沢山な夏の音饗宴となりました。
<出演>丸尾晃久、田伏真梨子、赤星南三子、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<曲目>ブラームス:ワルツ作品39、ショパン:バラード第4番、ドビュッシー:版画、リスト:ダンテを読んで、モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲(2台ピアノ版:編曲 藤野容子)、日本の歌より:夏の思い出、椰子の実、浜辺の歌、さとうきび畑、花、琵琶湖周航の歌、荒城の月

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2008年07月27日(日)
第71回 ”生誕100年~ヘルムート・ハンミッヒの魅力”
7月27日(日)
ドイツの伝統あるフルート造りの名匠の中で最も名高い、ヘルムート・ハンミッヒの生誕100周年を祝す音楽会。大阪芸術大学教授を勤められるお二人を迎えて、3人のフルート奏者により、柔らかく幅の広い表現力を持った音色の彩が織り成されました。名器の魅力を堪能できたひとときとなりました。
<出演> 山本恭平(フルート)、福永吉宏(フルート)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<曲目> J.S.バッハ:トリオソナタ ニ短調BWV527、J.Chr.バッハ:ソナタ ヘ長調、W.A.モーツァルト:フルート協奏曲第2番K.315より アンダンテ、ソナタK.380 変ホ長調、J.C.F.バッハ:トリオソナタ ハ長調、J.S.バッハ:カンタータ BWV208”羊は安らかに草を食み”

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2008年06月07日(土)
第70回 6月7日(土)チェコ・フィルハーモニー六重奏団演奏会
今回は、京都コンサートホール・アンサンブルムラタでの演奏会に振り替えで、サロンからも多数のお客様にお越しいただきました。とても気さくで明るいチェコ・フィルメンバーの演奏は、豊かで温かい音楽にあふれ、ほぼ満席の会場からも、その人気の高さがうかがえました。
<曲目>モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調K.478、ドヴォルザーク:弦楽六重奏曲 イ長調 作品48、ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調作品11(ピアノ五重奏版)
<出演>ボフスラフ・マトゥシェク(ヴァイオリン)、オタ・バルトシュ(ヴァイオリン)、ヤロスラフ・ボンヂェリーチェク(ヴィオラ)、ヤン・シモン(ヴィオラ)、フランティシェク・ホスト(チェロ)、ヨゼフ・シュバチェク(チェロ)、笠原純子(ピアノ)

2008年05月11日(日)
第69回 5月11日(日) アンサンブルのたのしみ
現在ATC京都で学びつつ、演奏者として活躍を広げる新鋭のお二人がゲスト。フルート2本とピアノや、2台のピアノという組み合わせで、複数の楽器や奏者から織りなされる音の彩の、華やかな午後となりました。また、この日のため編曲していただいたピアノ四重奏曲も、まるでオリジナルな2台のピアノ曲のよう、と好評でした。
<出演>朝山奈保子(フルート)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、井筒良子(ピアノ)、笠原咸子(ピアノ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ヘンデル:2本のフルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調、モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第1番 K.478 ト短調(2台ピアノ版)、ショパン: ピアノ協奏曲 第1番作品11 ホ短調(2台ピアノ版)、クロンケ:2匹の蝶々 作品165
2008-05-11 | 記事へ |
2008年04月13日(日)
第68回 ジョイントコンサート
4月13日(日)
大阪府立夕陽丘高校音楽科、滋賀県立石山高校音楽科の講師をつとめ、明るく温かなステージを繰り広げられているメゾソプラノの森田佳子さんをゲストに迎えました。古典派のフルートの名曲や歌曲と、3人の合奏によるポピュラーなメロディ、楽しいトークに笑いがいっぱいの春のひとときとなりました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:フルートソナタ ト長調 KV379、ベートーヴェン:フルートソナタ 変ロ長調、悲しみの喜び 作品83-1、五月の歌 作品52-4、モルモット 作品52-7、イギリス民謡;アメイジング・グレース、ホーソン:希望のささやき、リー&ホーク:ララルー

2008-04-13 | 記事へ |
2008年03月16日(日)
第67回 笠原咸子ピアノリサイタル
3月16日(日)
京都市立芸術大学講師を35年余りにわたって勤め、今春定年を迎えた笠原咸子によるピアノリサイタルは、多くの方のお越しをいただきました。経験を重ねて生まれる深さと温かさ、優しさと力強さあふれる演奏に、余韻が続きました。
<出演>笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>ベートーヴェン:ソナタ作品27-2「月光」、ブラームス:ワルツ作品39より、ショパン:練習曲作品10-3「別れ」、10-12「革命」、25-1「エオリアンハープ」、25-7、バラード第1番作品23、第4番作品52
2008年02月17日(日)
第66回 春待ちコンサート
2月17日(日)
フルート、ピアノの独奏やデュオにより、情熱豊かでロマンティックな名曲が繰り広げられました。アカデミーで学ぶ矢野志保美さんも2回目の出演となり、冬の中に芽生える春のエネルギーを感じさせる躍動感に、ご好評頂きました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、矢野志保美、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>リスト:ハンガリー狂詩曲第12番、ラフマニノフ:楽興の時 第3番、第4番、ショパン:バラード第1番、第4番、J.S.バッハ:アリオーゾ、C.P.E.バッハ:ソナタ ト長調、インファンテ:アンダルシア舞曲

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2008年01月13日(日)
第65回 ~新春特別~松下悦子ソプラノリサイタル
2008年1月13日(日)
新たな年の始まりに、第一線でご活躍中のソプラノ歌手・松下悦子さんとピアニスト・黒瀬紀久子さんによる、素敵なプログラムのリサイタル。実力派のお二人ならではの、しっとりした味のある、印象的な時間が流れました。
<出演>松下悦子(ソプラノ)、黒瀬紀久子(ピアノ)
<プログラム>マーラー:“若き日の歌”より 春の朝、ハンスとグレーテ、夏の小鳥の別れ、別離と忌避、グリーク:あなたを愛す、世のならい、夢、ラフマニノフ:ライラック、あの歌は歌わないでおくれ、ここは素晴らしい、ドヴォルザーク:“ジプシーの歌”全7曲
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2007年12月16日(日)
第64回 クリスマスコンサート
12月16日(日)
アカデミーで学ぶ多くのピアニストによる、ソロ演奏、デュオ演奏、フルートとのアンサンブル、4人の奏者による2台8手などが繰り広げられました。クリスマスの華やぎを思わせる音のきらめきに、ご好評をいただきました。
<出演>赤星南三子、井筒良子、田伏真梨子、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>バッハ:2台のピアノのための協奏曲ハ短調BWV1060、スクリャービン:練習曲8-12、ラフマニノフ:前奏曲作品23-4、23-2、ブラームス:自作の主題による変奏曲 作品21-1、ベートーヴェン:フルートソナタ、ラヴェル:ボレロ
2007年11月11日(日)
第63回 (振り替え)ザグレブ弦楽四重奏団&笠原純子
11月11日(日)
昨年のベルリン・フィルのメンバーとの演奏会に続き、90年近い歴史を誇るクワルテットと京都コンサートホールにて共演し、満席に近い中、サロンの皆様にも多数お越しいただきました。作曲家の“魂”を汲み取る演奏家たちと、スラブのエッセンスと普遍性を併せ持つ一点を目指す幸せなひと時でした。
<出演>ザグレブ弦楽四重奏団;; ゴラン・コンツァル(第1ヴァイオリン)、ダヴォール・フィリップス(第2ヴァイオリン)、フルヴォイエ・フィリップス(ヴィオラ)、マルティン・ヨルダン(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」 作品29、ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調 作品81
2007-11-11 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年10月21日(日)
第62回 5周年記念コンサート
10月21日(日)
サロン5周年を記念して、同志社女子大学講師を勤めるほか各地でご活躍中の中田潔子さんと笠原咸子のヴァイオリンデュオ、アカデミーで学ぶ丸尾晃久君のピアノソロなど、様々な曲目と組み合わせで華やかに盛り上がりました。
<出演>中田潔子(ヴァイオリン)、丸尾晃久、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ作品24 「春」、ピアノソナタ作品13「悲愴」、ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 第2番(2台ピアノ版)、ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番(2台ピアノ版)、日本のメロディより:ちいさい秋見つけた、紅葉、赤とんぼ
2007-10-21 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年09月23日(日)
第61回 ピアノリサイタル~黒瀬紀久子さんを迎えて
9月23日(日)
ヨーロッパでの経験も長く、現在は関西を中心に幅広く活躍中のピアニスト黒瀬紀久子さんによるリサイタルでした。彫りの深い、よく練られた音楽から、知性豊かな温かいまなざしに包まれるようなひとときが生まれました。
<出演>黒瀬紀久子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:デュポールの主題による9つの変奏曲、シューベルト:4つの即興曲作品90 D.899、シューマン:子供の情景 作品15、幻想曲 ハ長調 作品17
2007年08月26日(日)
第60回 サマーコンサート・珠玉の小品集
8月26日(日)
60回目を迎えることになったコンサートは、名小品集のプログラムで組まれました。短い曲の中にこめられた、時代を経て人々に愛され心に残り続けてきた珠玉のエッセンスを、フルートとピアノの演奏でお伝えしました。
<出演>矢野志保美、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ショパン:ノクターン変ニ長調作品27-1、リスト:愛の夢、オーベルマンの谷(巡礼の年 第1年「スイス」より)、ラフマニノフ:前奏曲 作品3-2嬰ハ短調、作品32-12嬰ト短調、作品23-4ニ長調、作品23-5ト短調、作品23-6変ホ長調、作品23-7ハ短調、カッチーニ:アヴェ・マリア、バッハ:G線上のアリア、フォーレ:夢のあとに、プーランク:愛の小径、ピアソラ:オブリビオン
2007-08-26 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年07月29日(日)
第59回 チェロリサイタル~林裕さんを迎えて~
7月29日(日)
サロンには通算6度目の登場となる、音楽界の第一線で活躍を続ける林裕さん。ソロ・デュオ・トリオの大曲による充実したプログラムで、チェロの魅力をあますことなく堪能できました。
<出演>林 裕(チェロ)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ハイドン:フルート、チェロ、ピアノのためのトリオニ長調Hob.XV-16、ケッペン:スペインファンタジー(1992)、ショパン:チェロソナタト短調作品65
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2007年06月10日(日)
第58回 笠原咸子ピアノリサイタル
6月10日(日)
アメリカでのデビュー以来、演奏活動40年を超えてなお、新鮮に研鑽を積み続ける笠原咸子のピアノリサイタル。オール・ブラームスのプログラムで、力強く、深い味わいのある世界が広がりました。
<出演>笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>ブラームス:ワルツ集 作品39より第1番、第2番、第4番、第11番、第15番、ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調 作品24、ピアノソナタ 第3番 ヘ短調 作品5
2007年05月13日(日)
第57回 ヴィルトゥオーゾの愉しみ
5月13日(日)
様々な作品のヴィルトゥオーゾな面に焦点をあて、作曲家がその才を羽ばたかせた世界の愉しみを、ピアノとフルートでお届けしました。多くのお客様に恵まれ、ご高評のうち終えることができました。
<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K.378、リスト:巡礼の年第1年 「スイス」よりオーベルマンの谷、愛の夢 第3番 変イ長調、パガニーニによる大練習曲 第3番 ラ・カンパネラ、ブラームス:ワルツ集 作品39より第1番、第2番、第4番、第11番、第15番、ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 作品24
2007-05-13 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年04月15日(日)
第56回 中野洋子さんを迎えて~ピアノリサイタル~
4月15日(日)
東京よりピアニスト中野洋子さんを迎え、ボリュームたっぷりのリサイタルを聴くことができました。長い桐朋学園大学での教育活動と演奏歴を持つベテランならではの、豊かな経験とこまやかな感性に支えられた音楽を楽しみました。
<出演>中野洋子(ピアノ)
<プログラム>ハイドン:ピアノソナタ ニ長調 Hob.ⅩⅣ:19、ヒンデミット:ピアノソナタ Ⅱ、安生 慶:「嵐の荒野」Ⅲ -ピアノのためにー(委嘱初演)、シューベルト : ピアノソナタ 変ロ長調 D.960
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2007年03月18日(日)
第55回 春のコンサート・ドイツの薫り
3月18日(日)
ピアノとフルートの演奏で、何れも、時代を超えて輝き続ける天才作曲家たちの魂こもった作品が並びました。冬の名残のように寒い春の日は、長くて暗い冬を持つドイツ・オーストリアの薫りを感じていただくのにぴったりでした。
<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>シューベルト:即興曲 D.935作品142より第3番 変ロ長調、ブラームス:ピアノソナタ 第3番 ヘ短調作品5、モーツァルト:フルートソナタ変ホ長調 K.380

2

2007年02月18日(日)
第54回 土居知子さんを迎えて~ピアノリサイタル~
2月18日(日)
関西音楽界を牽引するお1人として活躍中のピアニスト、土居知子さんによるピアノリサイタルです。高度な集中力、素敵な感性による、密度の濃い音楽で、様々な作品の素晴らしさを存分に味わえる午後となりました。
<出演>土居知子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲 ニ長調KV573、シューベルト:即興曲集作品90、リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」よりペトラルカのソネット第104番、バラード第2番 ロ短調

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2007年01月14日(日)
第53回 イタリア映画音楽・魅惑のメロディ
2007年1月14日(日)
フェリーニやヴィスコンティのイタリア映画名作品を音楽で支えた巨匠ロータと、現代最高峰モリコーネの、どこかで聞いたことのある魅力的な旋律の数々。木管デュオの包み込むようなひびきによって奏されました。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ニノ・ロータ:「道」より“ジェルソミーナのテーマ”、「崖」より”悪ふざけ”、「若者のすべて」より“ロッコの愛”、「甘い生活」より“ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)”、「81/2」より“81/2のランウェイ”、「山猫」より“訣別のワルツ”、「魂のジュリエッタ」より“サーカスのバレリーナ”、「道化師」より“道化師”、「アマルコルド」より“アマルコルド(思い出)”、「カサノヴァ」より“ピン ぺニン”、A&E・モリコーネ:「ニュー・シネマ・パラダイス」より“初恋”、“メインテーマ”、“愛のテーマ”
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2006年12月16日(土)
第52回 初冬コンサート
12月16日(土)
冬の寒さ増す中、心身に暖かい力を与えるロシアの名曲を中心に、フルートとピアノでお届けしました。今回は、アカデミーで学ぶ赤星さんとルカスのデュオ、笠原純子と咸子のデュオで、ご好評のうちの年納めとなりました。
<出演>赤星南三子、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調作品18、ロシア民謡:赤いサラファン、リムスキー=コルサコフ:シェエラザードより、チャイコフスキー:ロマンス、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、バッハ=グノー:アヴェマリア
2006年11月26日(日)
第51回 ツォルト・ボーグナー ピアノリサイタル
11月26日(日)
アメリカの新鋭ピアニスト・ボーグナー氏が来日、充実したプログラムによる意欲的なリサイタルがサロンで行なわれました。強い集中力と若いパワー炸裂の熱気あふれるひとときでした。
<出演>ツォルト・ボーグナー(ピアノ)
<プログラム>メンデルスゾーン:無言歌集より ホ長調 作品19-1、ベートーヴェン:ソナタ第17番ニ短調 作品31-2”テンペスト”、シューマン:ソナタ第1番 嬰へ短調 作品11
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2006年10月22日(日)
第50回 オーボエとファゴットの愉しみ
10月22日(日)
大阪センチュリー交響楽団奏者としてご活躍中の宮本ご夫妻をゲストに、オーボエとファゴットの魅力を味わいました。フルートもまじえ、3つの木管楽器の心和む響きや、技量を要するソロまで、盛り沢山にお楽しみいただきました。
<出演>宮本克江(オーボエ)、宮本謙二(ファゴット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:ディヴェルティメント 変ロ長調、マラン・マレ:スペインのフォリア、エルガー:ロマンス 作品62、クヴァンツ:トリオソナタ ハ短調

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2006年09月24日(日)
第49回 愛のテーマ・4周年記念
9月24日(日)
野の草木挿花をされる田島麻知子さんによる華麗なお花も飾っていただき、4周年を迎えたサロンのゲストは、楽しいステージでおなじみの森田佳子さん。愛をテーマに、しっとりしみいる素敵な歌曲のほか、フルート、ピアノで繰り広げられました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>シューベルト:3つのピアノ小品 D946遺作より 第2番 即興曲、ショパン:ノクターン 変ニ長調 作品27-2、ノクターン ハ短調 作品48-1、ブラームス:ワルツ集 作品39より、ベートーヴェン:御身を愛す、グリーク:御身を愛す Op.5-3、フォーレ:ラブソング Op.27-1、愛の夢 Op.5-2、エルガー:愛の挨拶、プーランク:愛の小径、チャップリン:スマイル、シューベルト:恋する女の手紙、愛は欺いた、愛は何処に居ても、リスト:愛の夢、大中恩: 秋のおみな(女)よ、キッス、悲しくなったときは

2006年08月27日(日)
第48回 ピアノで綴るサマーコンサート
8月27日(日)
ミュージックアカデミー・マエストロから、今月は澤田奈央子さんの出演で、15歳の若さながら、自分の世界をもって表現されました。3人のピアニストが同じピアノを奏するにも拘らず、全く違う音色に聴こえると驚きの声が届きました。
<出演>澤田奈央子、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>スカルラッティ: 3つのソナタ ニ短調 K.1、ニ短調 K.9、 ニ長調 K.29、ドビュッシー:映像 第1集水面に映る影、ラモー礼賛、運動、バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971、ショパン:スケルツォ 第1番ロ短調Op.20、ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
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2006年07月30日(日)
第47回 モダン・ロマンティックのしらべ
7月30日(日)
近代から現代に至る作曲家たちの、珠玉のしらべを集めた、ルカス・ロレンツィによるフルートリサイタルでした。ロマンティックで印象的な旋律が、フルートの多面的な音質とあいまって、心に届くとご好評いただきました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>フォーレ:無言歌 作品17-3、子守唄 作品16、シシリエンヌ 作品78、パヴァーヌ 作品50、夢のあとに 作品7-1、エルガー:夜の歌 作品15-2、シュトラウス:夜 作品10-3、シモネッティ:マドリガーレ、マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲、マスネ:「タイス」より間奏曲(タイスの瞑想曲)、ルーゲロン:セッテイン、ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14、ラヴェル:フォーレの名による子守唄、亡き王女のためのパヴァーヌ、ピアソラ:オブリビオン
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2006年06月18日(日)
第46回 モーツァルトの午後
6月18日(日)
時空を超えて様々な力を人々に与え続ける天才・生誕250周年を迎えたモーツァルトの作品をお楽しみいただく午後。京都新聞でもご紹介頂いたおかげで、いつもより多くのお客様とともに、素晴らしい作曲家の世界に漂いました。
<出演>笠原咸子、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>モーツァルト:フルートソナタ ヘ長調 K.V.13、フルートソナタ ハ長調 K.V.296、2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.V.365
2006年05月14日(日)
第45回 新緑コンサート
5月14日(日)
新芽のように伸び盛りの勢いを持つ赤星さんのしなやかなピアノソロのほか、フルートとピアノ、そして2台のピアノのアンサンブルで、さわやかな季節を楽しむ、和やかなひとときとなりました。
<出演>赤星南三子、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>モーツァルト:フルートソナタ ト長調 K.V.379より 2.テーマと変奏、ピアノソナタ ハ長調 K.V.330より 1. アレグロ モデラート、ショパン:マズルカ ロ短調 Op.33-4、スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28、ブラームス:2台のピアノのためのソナタ Op.34b ヘ短調
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2006年04月16日(日)
第44回 林 裕 ・ チェロの世界
4月16日(日)
ゲストは知名度に違わぬ実力で活躍中のチェリスト林裕さん。ポピュラーなものからご自身の編曲によるものまで、無伴奏とデュオのプログラムで、卓越した構成感と深々としたチェロの響きに包まれる、素敵な午後となりました。
<出演>林 裕(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>バッハ:レチタティーヴ、ベートーヴェン=林裕 編曲:無伴奏チェロの為のシンフォニー、カバレフスキー:5曲の長・短調練習曲、チャップリン:コーヒーとケーキ、スマイル、 タンゴ ナターシャ、ボンジュール マダム、クラム:無伴奏チェロの為のソナタ、ダヴィドフ: ロマンス、エルガー:愛のあいさつ
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2006年03月19日(日)
第43回 ヘルムート・ハンミッヒ ~名器の響き~
3月19日(日)
ヘルムート・ハンミッヒという、ドイツのフルートの名器を愛奏する3人による、伝統を持つ楽器の陰影豊かな魅力を存分に味わえるひとときとなりました。ソフトでかつ力強い響きに、奏者の方の人間性を感じた、とご反響を得ました。
<出演>山本恭平、福永吉宏、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>フック:3本のフルートのためのトリオソナタ 第1番、ルイエ:2本のフルートとチェンバロのためのトリオソナタ 第2番ヘ長調 作品8、ルクレール:2本のフルートとチェンバロのための 「音楽の愉しみ」組曲 第2番 ト短調 作品8、フック:3本のフルートのためのトリオソナタ 第4番

2006年02月19日(日)
第42回 木管楽器でロマンティックコンサート
2月19日(日)
イタリア人クラリネット奏者ロムアルド・バローネさんを迎えました。同じく木管楽器であるフルートとの楽しいアンサンブルを中心に、親しみやすくロマンティックなメロディが演奏され、盛り上がりました。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>岡野貞一:ふるさと、越谷達之助:初恋、本居長世:七つの子、山田耕筰:赤とんぼ、見岳 章:川の流れのように、ドニゼッティ:ロマンス、ナポリ民謡:月夜のセレナーデ、トゼッリ:嘆きのセレナーデ、モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ、初恋、ヴィヴァルディ:冬(ヴァイオリン協奏曲「四季」から)、ドニゼッティ:君に さようならを告げる、ボッテズィーニ: 接吻、もう1度 私を見て、チェザリーニ:夢見るフィレンツェ、ブラーガ: セレナータ、シモネッティ:マドリガル
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2006年01月15日(日)
第41回 新春のコンサート
2006年1月15日(日)
ピアノとフルートによる、華のある傑作曲のプログラムで、新春を皆さんと一緒にお祝いできました。今回は、いつもの笠原純子の伴奏でなく、ルカス・ロレンツィと笠原咸子のフルート・ピアノコンビの初披露もありました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31、ノクターン 変ニ長調 作品27-2、ハ短調 作品48-1、ピアノソナタ 第3番 ロ短調 作品58、モーツァルト:フルートソナタ ヘ長調 KV377
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2005年12月18日(日)
第40回 呉信一・トロンボーン スペシャル
12月18日(日)
サロンコンサート40回を記念して、昨年の素晴らしい音楽とお話が印象的な呉信一さんをゲストに迎えました。トロンボーンの名協奏曲で、第1人者の実力と素敵なお人柄を真近に、楽しくパワフルなひとときとなりました。
<出演>呉信一(トロンボーン)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>デュファイエ:バッハ風に ~トロンボーンとピアノのための~、ライヒェ:トロンボーン協奏曲 第2番 第2楽章、ダヴィッド:トロンボーン小協奏曲 変ホ長調 第2楽章、リムスキ– =コルサコフ:トロンボーン協奏曲第2楽章、ラルソン:トロンボーン小協奏曲 第2楽章、カステレーデ:ソナティネ第2楽章

2005年11月19日(土)
第39回 パリのサロンの香り
11月19日(日)
フランスで活躍した作曲家の作品で、パリのサロン全盛時の雰囲気を味わってみました。優雅で知的、そしてエスプリの裏にあふれ出る情熱が、ピアノソロとフルートの演奏で繰り広げられました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:ノクターン遺作、ワルツ作品64-1「子犬」、マズルカ作品50-2、50-3、練習曲作品10-3「別れの曲」、作品10‐12「革命」、バラード第1番、第4番、グルック:精霊の踊り、ゴセック:ガヴォット、ビゼー:間奏曲(オペラ「カルメン」より)、マスネ:エレジー、フォーレ:シチリエンヌ
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2005年10月23日(日)
第38回 モーツァルトと秋
10月23日(日)
心と身体に及ぼす好影響についても、注目を集めているモーツァルトの作品と、しっとりとした日本の秋の歌によるプログラム。味ある魅力でおなじみのゲスト森田佳子さんの指揮のもと、みなさんで一緒に「赤とんぼ」も歌いました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.V.467、フルートソナタ ヘ長調K.V.13、オペラ「フィガロの結婚」より ケルビーノのアリア“苦しみと喜びに”、“わが胸の燃ゆるは”、畑中良輔:秋の空、唱歌:雁がわたる、海沼 実: 里の秋、中田喜直:ピアニッシモの秋
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2005年09月11日(日)
第37回 (振り替え)“日本&クロアチア国際交流コンサート“ 
9月11日(日)
クロアチアを代表する名門オーケストラ、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の京都公演(主催:京都新聞社、ムジークレーベン)。ほぼ満席の京都コンサートホールには、サロンのお客様も多数お越し下さりました。
曲目はメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調(Vl.イーヴォ・ドゥロブリツ)、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(P.笠原純子)、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」で、名指揮者ヨハネス・ヴィルトナー率いる同オーケストラの熱演に、大きな反響をいただきました。
(この日のピアノ協奏曲ライブ収録を、CDで発売中です)
2005年11月19日(土)
第39回 パリのサロンの香り
11月19日(日)
フランスで活躍した作曲家の作品で、パリのサロン全盛時の雰囲気を味わってみました。優雅で知的、そしてエスプリの裏にあふれ出る情熱が、ピアノソロとフルートの演奏で繰り広げられました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:ノクターン遺作、ワルツ作品64-1「子犬」、マズルカ作品50-2、50-3、練習曲作品10-3「別れの曲」、作品10‐12「革命」、バラード第1番、第4番、グルック:精霊の踊り、ゴセック:ガヴォット、ビゼー:間奏曲(オペラ「カルメン」より)、マスネ:エレジー、フォーレ:シチリエンヌ
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2005年10月23日(日)
第38回 モーツァルトと秋
10月23日(日)
心と身体に及ぼす好影響についても、注目を集めているモーツァルトの作品と、しっとりとした日本の秋の歌によるプログラム。味ある魅力でおなじみのゲスト森田佳子さんの指揮のもと、みなさんで一緒に「赤とんぼ」も歌いました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.V.467、フルートソナタ ヘ長調K.V.13、オペラ「フィガロの結婚」より ケルビーノのアリア“苦しみと喜びに”、“わが胸の燃ゆるは”、畑中良輔:秋の空、唱歌:雁がわたる、海沼 実: 里の秋、中田喜直:ピアニッシモの秋
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2005年09月11日(日)
第37回 (振り替え)“日本&クロアチア国際交流コンサート“ 
9月11日(日)
クロアチアを代表する名門オーケストラ、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の京都公演(主催:京都新聞社、ムジークレーベン)。ほぼ満席の京都コンサートホールには、サロンのお客様も多数お越し下さりました。
曲目はメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調(Vl.イーヴォ・ドゥロブリツ)、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(P.笠原純子)、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」で、名指揮者ヨハネス・ヴィルトナー率いる同オーケストラの熱演に、大きな反響をいただきました。
(この日のピアノ協奏曲ライブ収録を、CDで発売中です)
2005年08月21日(日)
第36回 夏のアンサンブル
8月21日(日)
2台のピアノ版による協奏曲と、楽しい管弦楽曲、そしてフルートによる日本の夏のメロディで、暑さを吹き飛ばすひとときを願いました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18、サン=サーンス:動物の謝肉祭、寺島尚彦:さとうきび畑、小口太郎:琵琶湖周航の歌、中田喜直:夏の思い出、大中寅:椰子の実、成田為三:浜辺の歌
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2005年07月17日(日)
第35回 林裕 チェロリサイタル
7月17日(日)
その卓越した実力で、毎年サロンを魅了されているチェリスト・林裕さんの登場。無伴奏チェロ曲も混じったプログラムで、真摯な音楽性と、それを支える技が楽しめる、素敵な時間となりました。
<出演>林裕(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ダヴィドフ:3つのサロン風小品作品25、ボッタームント:パガニーニの主題による変奏曲、チャップリン:Oh! That Cello、ライムライト、山田耕筰:荒城の月、からたちの花、ピアッティ:カプリス1番、グリュツマッハー:練習曲作品38-5、ツィンツィアーゼ:チョングリ、デュポール:練習曲7番、サン=サーンス:白鳥、ダヴィドフ:噴水のほとりで

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2005年06月26日(日)
第34回 上田希・クラリネットリサイタル~ヴィルトゥオーゾのたのしみ~
6月26日(日)
日本音楽コンクール第1位その他、様々な受賞を続け活躍中のクラリネット奏者、上田希さんによるリサイタル。高度な音楽性と技巧による迫力の演奏と、誠実なお人柄あふれるトークで展開されました。
<出演>上田希(クラリネット)笠原純子(ピアノ)
<プログラム>フィンジ:5つのバガテル、プーランク:クラリネットソナタ、ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタント(大協奏的二重奏曲)作品48

2005年05月15日(日)
第33回 ベートーヴェンの世界
5月15日(日)
当時から200年以上経つ現在に至るまで、人々に大きな力と安らぎを与え続けるベートーヴェン。この偉大な作曲家の世界に迫ってみました。3大ソナタと、彼の最後のピアノソナタの演奏は、ご高評のうち終えることが出来ました。
<出演>笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番作品13「悲愴」、第14番作品27-1「月光」、第23番作品57「熱情」、第32番作品111
2005-05-15 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年04月17日(日)
第32回 春のソナタ
4月17日(日)
様々な時代のソナタをフルートとピアノでつづる、「冬のソナタ」ならぬ「春のソナタ」のコンサートでした。時代によるスタイルの違いや、作曲家の個性、そして同じ楽器でも奏者による響きの個性など、大きな反響をいただきました。
<出演>柴田真由美、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>スカルラッティ:ピアノソナタK.9、バッハ:フルートソナタ変ホ長調より第2楽章“シチリアーナ”、マルチェロ:フルートソナタ ヘ長調 バッハ:フルートソナタト短調、ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番作品110、ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番作品36
2005-04-17 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年03月21日(月)
第31回 名曲のしらべと木管のひびき
3月21日(月・祝)
やわらかい木管の響きと、楽しい躍動感を持ったイタリア・ドイツ人音楽家によるトリオのコンサートも、3回目となりました。各楽器の個性と響きの調和で魅せながら、オペラ名曲の調べを中心にしたプログラムでした。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>スカルラッティ:2つのソナタ、ショパン:バラード第1番、モーツァルト:フルートソナタKV.13ヘ長調、ロッシーニ:ファンタジア、ベッリーニ:オペラ“ノルマ”より清らかな女神、ヴェルディ:オペラ“運命の力”より、ケルビーニ:アヴェ・マリア、シューベルト:オペラ“謀反人たち”よりロマンス、ブラーガ:セレナータ、シモネッティ:マドリガル
2005年02月20日(日)
第30回 30回記念・横井和子ピアノリサイタル
2月20日(日)
現役最年長のピアニスト・横井和子氏による、特別な磨きと瑞々しい感性、音楽への真摯な愛情あふれる演奏会となりました。日本の音楽評論界の重鎮である藤田由之氏もお迎えでき、音楽を演奏者にも聴く側にもいいかたちで楽しむサロン活動への激励のお話をいただくことが出来た、第30回でした。
<出演>横井和子(ピアノ)、藤田由之(評論)
<プログラム>モーツァルト:美しきフランソワーズによる12の変奏曲、ベートーヴェン:ピアノソナタ嬰ハ短調「月光」、シューマン:子供の情景作品15、スメタナ:「ポルカ形式によるボヘミアの思い出」作品13-2、プロコフィエフ:オペラ「3つのオレンジの恋」のマーチ作品33、芥川也寸志:ラ・ダンス第1番
2005-02-20 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2005年01月23日(日)
第29回 ヴィオラとヴァイオリン・新春の華麗な競演 
2005・1月23日(日)
温かく、彫りの深い魅力の演奏をされるヴィオラ奏者俣野ゆみさんと、多くのコンクール入賞歴を持ち、期待のヴァイオリニスト安田華子さんを迎え、弦楽器の見比べ、弾き比べもある、楽しく華麗な競演が繰り広げられました。
<出演>俣野ゆみ(ヴィオラ)、安田華子(ヴァイオリン)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>サン=サーンス:白鳥、モーツァルト:恋とはどんなもの、バッハ=グノー:アヴェ・マリア、シューベルト:アルぺッジョーネ・ソナタD.821、モーツァルト:トリオ“ケーゲルシュタット”KV.498
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2004年12月05日(日)
12月5日(日) 第28回 年送り!ロマンティックな調べ
フルート、ピアノによる、素敵な名曲を中心に集めたプログラム。ロマンティックなメロディで一年を振り返り、また新しい年への希望をこめての音楽のひとときにご好評いただきました。
<出演>笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>バッハ:アダージョ、バッハ=グノー:アヴェ・マリア、ヘンデル:ラルゴ、ドヴォルザーク:カヴァティーナ、マスカーニ:間奏曲、リムスキー=コルサコフ:シェエラザードより、シューベルト:ソナタ変ロ長調D960、ラヴェル:ソナチネ、ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番、プレリュード作品23-4、他
2004年11月07日(日)
11月7日(日) 第27回 シューベルトとの旅
短い人生ながら素晴らしい名曲の数々を残したシューベルト。森田さんによる解説つきの歌曲も大変興味深く、最後のピアノソナタとともに、寂寥・孤独感に漂いつつ、それを超える温かい大きさを持った世界を、ご一緒に旅しました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン、グレートヒェンの祈り、トゥーレの王様、ピアノソナタ変ロ長調第21番
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2004年10月17日(日)
10月17日(日) 第26回 藤澤弥生ピアノリサイタル
ボリュームたっぷりのプログラムによる、藤澤弥生さんによるピアノリサイタル。 長いキャリアを感じさせる集中力と、エネルギッシュな中に温かい味のある魅力的な演奏に、思わずひきこまれる秋の午後となりました。
<出演>藤澤弥生(ピアノ)
<プログラム>バッハ:イタリア協奏曲、シューマン:フモレスケ、プロコフィエフ:ソナタ第6番
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2004年09月20日(月)
9月20日(月・祝) 第25回  サロンコンサート2周年~呉信一・トロンボーンス
サイトウ・キネン・オーケストラ、京都芸大教授他、多忙きわめるトロンボーン奏者、呉信一さんが来演して下さいました。名声に違わぬ卓越した実力による心にしみる響きと迫力、エネルギッシュで楽しいお話で盛り上げていただきました。
<出演>呉信一(トロンボーン)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>マルチェロ:ソナタ第3番、ウェーバー:ロマンツァ アパッショナータ、メンデルスゾーン:歌の翼、フォーレ:夢のあとに、ドヴァリオナス:主題と変奏

2004年08月15日(日)
8月15日(日) 第24回 弦楽器の饗宴Ⅱ・東欧の旅
前回迫力の室内楽を繰り広げて下さった林ご夫妻と、名古屋フィルのコンサートマスター日比浩一さんを迎え、デュオとトリオで華やかな饗宴となりました。東欧の、誇り高いショパンと、今年没後100年を迎えるドヴォルザークです。
<出演>日比浩一、横山恵理(ヴァイオリン)、林裕(チェロ)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:ポロネーズファンタジー、ドヴォルザーク:ロマンティックな4つの小品、ポロネーズ、ピアノトリオ第4番“ドゥムキー”
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2004年07月10日(土)
7月10日(土) 第23回 林裕、横山恵理・弦楽器の饗宴
昨年10月、その実力を鮮烈な印象で残したチェロの林裕さんが、熱いアンコールに応え、今回は大阪フィルのヴァイオン奏者である奥様と再びの登場。デュオとトリオをたっぷりお聴き頂ける、ゴージャスなひとときでした。
<出演>横山恵理(ヴァイオリン)、林裕(チェロ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ブラームス:ピアノトリオ第1番、ドヴォルザーク:ピアノトリオ第2番

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2004年06月20日(日)
第22回 木管楽器のたのしみ
6月20日(日)
音楽的な躍動で、楽しさを感じさせてくれる演奏でおなじみになった、イタリア・ドイツ人音楽家による演奏。言葉の通じない2人ですが、音楽は共通言語。木管楽器ならではのほのぼのとした温かい響きを、お楽しみいただきました。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ボッテジーニ:アンダンテと変奏、ヴィヴァルディ:フルートソナタ、ブラームス:クラリネットソナタ作品120-2、プーランク:クラリネットソナタ、他
2004年05月30日(日)
第21回 情熱~騎士のバリトン・三原剛さんを迎えて
5月30日(日) 国内外で絶賛を浴びる第一線での活躍と、大阪芸術大学教授という多忙きわめる三原剛さんを迎えることが、早くも実現しました。増築して少し広くなったにもかかわらず超満員のサロンで、身近に、誠実で温かくユーモアあふれるお話と、豊かで情熱に溢れ、気品ある美声にうっとり浸れる贅沢な午後でした。
<出演>三原剛(バリトン)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ベートーヴェン:御身を愛す、アデライーデ、越谷達之助:初恋
梁田貞:城ヶ島の雨、小林秀雄:落葉松、滝廉太郎:荒城の月、他
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2004年04月18日(日)
第20回 咲き誇るドイツロマン・シューマンの世界
4月18日(日)
ドイツロマン主義文学と強いつながりを持った、時代の旗手シューマンの、独特な情熱や絶望、憧れ、希望があふれる大曲が並びました。キャリア豊富な森田佳子さんがゲストで、第20回を記念して、サロンには何と尾上菊五郎、中村吉右衛門、中村勘三郎という大スターの諸氏からのお花が届き、お客様に良かったと思っていただけるひとときの継続を・・と応援のエールをいただきました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>シューマン:クライスレリアーナ、女の愛と生涯
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2004年03月14日(日)
第19回 春の訪れ・スペインの粋
3月14日(日)
日本の春の歌とスペインの曲を、フルート、2台のピアノ、ソプラノでそれぞれ演奏。新進気鋭のソプラノ歌手、柴田由香さんをゲストに迎え、その豊かな声量に、春の嵐のようなスペインの情熱と粋を感じました。
<出演>柴田由香(ソプラノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>春よ来い、花の街、さくらさくら、初恋、おぼろ月夜、ラヴェル:サラバンド、マレ:バスク、スペイン民謡:愛の歌、インファンテ:アンダルシア舞曲、トゥリーナ:3つの詩、カタラーニ:歌劇「ワリー」より、他
2004年02月15日(日)
第18回 俣野ゆみ・ヴィオラのしらべ
2月15日(日)
ヴィオラの奏者で、積極的な演奏活動を展開中の俣野ゆみさんによるリサイタル。バレンタインデーによせてと題し、温かく癒される楽器の音色による、素敵な曲の数々が贈られました。
<出演>俣野ゆみ(ヴィオラ)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ベートーヴェン:ロマンス、クライスラー:愛の悲しみ、真夜中の鐘、エルガー:愛の挨拶、イベール:白いロバ、ピアソラ:タンテ・アンニ・プリマ、コダーイ:アダージョ、エネスコ:演奏会用小品、遥かな友にーペチカ(編曲)他
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2004年01月25日(日)
第17回 新春特別コンサート・横井和子ピアノリサイタル
2004年 1月25日(日)
日本音楽界の重鎮、ピアニスト・横井和子氏をお迎えしました。現役最年長のオーラと、みずみずしい感性、温かく謙虚なお人柄を映した演奏は、新年のお祝いにふさわしい感銘深いものでした。
<出演>出演:横井和子(ピアノ)
<プログラム>ガルッピ:ソナタニ長調、スメタナ:ボヘミアン・ダンス「槍騎兵」、ポルカ、高田:前奏曲より、奥村:ピアノのためのカプリッチョ、クラマ―:ドン・ジョヴァンニの主題による幻想曲、シューマン:アラベスク、トロイメライ、ショパン:別れのワルツ、バラード第3番
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2003年12月14日(日)
第16回 クリスマスコンサート
12月14日(日)
天上のエンジェルたちのような音色を繰り広げられるハンドベルアンサンブルの皆さんと、明るい語りが人気の森田佳子さんにお越し頂きました。クリスマス前の華やぎと、1年を振り返る心の落ち着きをお伝えしたいと思いました。
<出演>エンゼル・リンガーズ(ハンドベル)、森田佳子(メゾソプラノ)、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>バッハやモーツァルト:2台のピアノのためのソナタ、ミヨー:スカラムーシュより、ベートーヴェン:喜びの歌、清らに星澄む今宵、星に願いを、アメージング・グレイス、木星、星の世界、おじいさんの古時計、きよしこの夜、他
2003年11月16日(日)
第15回 晩秋の情感・ラフマニノフ、日本のメロディー
11月16日(日)
悲劇にあふれつつ感傷的にはならず、貴族的な凛とした気品をもつ作品をのこしたラフマニノフ。今年は彼の没後60周年にあたります。フルート編曲の日本の秋のメロディも、大変好評でした。
<出演>笠原咸子、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番、第2番、日本の旋律:ふるさと、七つの子、宵待草、もみじ、赤とんぼ、川の流れのように
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2003年10月19日(日)
第14回 1周年記念~林裕リサイタル・チェロの魅力
10月19日(日)
サロンコンサート1周年を記念し、名実ともに日本を代表するチェリスト・林裕氏によるリサイタルが実現。名曲や超絶技巧のものなど、チェロの様々な魅力を身近にたっぷり堪能できるプログラムで、すてきな午後となりました。
<出演>林裕(チェロ)、笠原純子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>モーツァルト:恋とはどんなもの、コダーイ:ソナタ作品4、カサド:無伴奏組曲より第1楽章、親愛の言葉、サンサーンス:白鳥、ポッパー:妖精の踊り、ぺルト:鏡の中の鏡
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2003年09月21日(日)
第13回 ロシアの響きを初秋に
9月21日(日)
力強く、そして憂いを帯びたロシアの作品にスポットを当て、ロマンにあふれる世界をお聴きいただきました。演奏者の輪も広がりはじめ、第9回のゲストで知り合ったロムアルドさんと、クラリネット・フルート・ピアノのトリオが誕生です。
<出演>ロムアルド・バローネ(クラリネット)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>ルービンシュタイン:へ調のメロディ、ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番、ショスタコーヴィチ:4つのワルツ、他
2003年08月23日(土)
第12回 サロンのショパン
8月23日(土)
パリの貴族たちのサロンで間近に繰り広げられる演奏を聴き、小さな文化の輪の交流を楽しむというショパンの時代を、少し感じていただければというこころみでした。みんなで一緒に夏の歌をうたうコーナーも盛り上がりました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、 笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>ショパン:ノクターン遺作、練習曲“別れの曲”、24の前奏曲作品28全曲、乙女の歌、別れの曲、他
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2003年07月27日(日)
第11回 フランスのエレガンスとエスプリ
7月27日(日)
美しいフランス語によるきらめくような歌曲を、ゲストのソプラノ歌手柚木たまみさんに歌っていただきました。フルートやピアノの独奏曲もあわせ、優雅さとエスプリにみちた、フランスを感じるプログラムでした。
<出演>柚木珠美(ソプラノ)、 笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、
ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ショパン:24の前奏曲より、フォーレ:シチリアーノ、マンドリン、月の光、ドビュッシー:水に映る影、月の光、星の夜、ラヴェル:前奏曲、ソナチネ、サティ:あなたがほしい、グノー:宝石の歌
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2003年06月28日(土)
第10回 ロマンティックなドイツをゆく
6月28日(土)
第10回を迎えたコンサート。前回の様子が毎日新聞で大きく紹介されたこともあって、サロンは満員のお客様となりました。渋さや堅実さが顔を見せるなかにも、ほとばしるように溢れでるドイツのロマンが演奏されました。
<出演>池上尚里(ヴァイオリン)、森田佳子(メゾソプラノ)、笠原純子、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>モーツァルト:ヴァイオリンソナタKV301、すみれ、ルイーぜが不実の恋人の手紙を焼くとき、ブラームス:ハンガリー舞曲集より、乙女の歌、甲斐なきセレナーデ、シューマン:献呈、はすの花
2003年05月24日(土)
第9回 イタリアの風を午後のひと時に
5月24日((土)
ピアノ、フルートソロのほか、オペラの曲をソプラノ・クラリネット・ピアノで演奏するトリオ・オペラチェンバートリオの皆さんを迎え、イタリア作品による構成でした。明るくもロマンティックなイタリアの風が吹き抜けるひとときでした。
<出演>山本隆子(ソプラノ)、ロムアルド・バローネ(クラリネット)、加藤雅子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>スカルラッティ:ソナタ、バルガ:セレナータ、ドリーゴ:セレナータ、パエル:わが心に語りたまえ、トスティ:セレナータ、ロッシーニ:2匹の猫、他
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2003年04月27日(日)
第8回 名曲コンサート
4月27日(日)
山科在住、夕陽丘高校、石山高校各音楽科講師などをつとめられ、各地で楽しいコンサートを展開されているメゾソプラノ歌手、森田佳子さんがゲスト。ピアノ独奏で始まり、フルートも加えた3人の合奏や歌曲が続きました。
<出演>森田佳子(メゾソプラノ)、 笠原純子、笠原咸子(ピアノ)、ルカス・ロレンツィ(フルート)
<プログラム>ベートーヴェン:悲愴ソナタ、ショパン:ノクターン、雨だれ、幻想即興曲、シューベルト:野ばら、ます、日本歌曲:朧月夜、桜、花、故郷の
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2003年03月23日(日)
第7回 スプリング・コンサート
3月23日(日)
春の月や、人生における愛の歌など、春によせた構成を、フルート、ピアノのそれぞれ独奏でお届けしました。口コミによりお客様も会を追う毎に多くなって、嬉しさの増すコンサートでした。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子(ピアノ)
<プログラム>荒城の月、朧月夜、さくら、ベートーヴェ:月光ソナタ、御身を愛す、ドビュッシー:月の光、エルガー:愛のあいさつ、マスネー:エレジー、スペイン民謡:恋歌、リスト:愛の夢、メンデルスゾーン:春の歌、他
2003年02月22日(土)
第6回  フルートとピアノ
2月22日(土)
日本での結婚披露宴も終わり、少し日本に慣れてきたルカス・ロレンツィのサロン初出演でした。フルートでイタリア作曲家の舞曲と、日本のメロディー、そして2台のピアノ演奏などが続きました。
<出演>ルカス・ロレンツィ(フルート)、笠原咸子、笠原純子、他(ピアノ)
<プログラム>カンプラ:メヌエットとジーグ、ボッケリーニ:メヌエット、ロータ:パヴァーヌ、散歩道、中田章:早春賦、滝廉太郎:花、モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
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2003年01月13日(月)
第5回 ニューイヤーコンサート
1月13日(祝)
ルカス・ロレンツィと笠原純子がドイツより居を移した1月、日本到着後3日でのサロンコンサートとなりました。めずらしさと好奇心一杯のなか、新しい年の始まりを皆様とともに、ピアノ曲の独奏と連弾で祝いました。
<出演>笠原咸子、笠原純子、他(ピアノ)
<プログラム>ショパン:スケルツォ第2番、バラード第4番、スクリャービン:プレリュードより、ブラームス:ハンガリー舞曲より
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2002年12月15日(日)
第4回 クリスマスコンサート・名曲のひととき
12月15日(日)
名曲、めずらしい曲、日本人作曲家の、才能あふれるすてきな現代作品など色とりどりの作品を、多くの音楽家の出演により、ピアノ独奏、ソプラノとピアノ、ピアノとヴァイオリンなどで華やかなクリスマスコンサートとなりました。
<出演>中田潔子(ヴァイオリン)、石川雅両子(ソプラノ)、
加藤雅子、宮本篤子、足立和子、笠原咸子(ピアノ)
<プログラム>メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーゾ、ショパン:ノクターン作品9-2、リスト:エステ荘の噴水、ファリャ:青春の歌より3曲、ニン:山の女、ポーロ、他、香月修:ピアノ小品集より6曲、カンティレーナとメヌエット
2002年11月17日(日)
第3回 ショパン・ピアノ練習曲全曲の午後
11月17日(日)
バロック時代から古典派、ロマン派までの作曲家によるボリュームある選曲で、ピアノ作品が取り上げられました。笠原咸子による、難曲中の難曲・ショパンのエチュード作品10と作品25の24曲全曲演奏も、ご高評頂きました。
<出演>笠原咸子、笠原純子、他(ピアノ)
<プログラム>スカルラッティ:3つのソナタ、ベートーヴェン:ソナタ第7番、ショパン:ソナタ第3番、ショパン:エチュード作品10、25
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2002年10月14日(月)
第2回 ピアノ独奏コンサート
10月14日(祝)
第2回は、ピアノ独奏で、ショパンやシューマンのロマン派を代表する作品と、後期ロマン派スクリャービンの中期から晩年にいたる作品による、神秘的でファンタジーあふれるロマンティックなプログラムが繰り広げられました。
<出演>:笠原咸子、笠原純子、他(ピアノ)
<プログラム>ショパン:エチュード作品10、25より、シューマン:ソナタ第2番、スクリャービン:ソナタ第5番、舞曲作品73、幻想曲
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2002年09月16日(月)
第1回 サロンオープニングによせて
2002年 9月15日(日)&9月16日(祝)
本来ピアノとオーケストラで協演されるピアノ協奏曲2曲を、2台のピアノで演奏のほか、ピアノソロによる名曲、現代作曲家小品の日本初演など、華やかに京都・山科サロンコンサートのオープニングをお祝いしました。
<出演>加藤雅子、佐々木康生、笠原咸子、笠原純子、他(ピアノ)
<プログラム>シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54、ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調、ショパン:エオリアンハープ、大洋、ガジエフ:バラード、ブラームス:6つのピアノ小品集作品11
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